ジャスティン・ビーバーの“悪友”リル・ツイストがまたトラブル! 超高級車で当て逃げ

車好きとして知られる人気歌手ジャスティン・ビーバー(19)の所有する超高級車が、当て逃げ事件に関与し、大破していたことが明らかになった。しかも、当て逃げ事件を起こしたとされているのは、ジャスティンの“悪友”としてこれまでも度々話題となっているリル・ツイスト(20)。

事件を起こしたリル・ツイストがジャスティンから借用していた車は、フィスカーオートモーティブのプラグインハイブリッド4ドアスポーツカー、フィスカー「カルマ」。アメリカでの販売価格は、8万8000ドル(約840万円)以上という“超”高級車。ジャスティンのフィスカー「カルマ」は、全体にピカピカのメッキ加工まで施されたカスタムモデルだ。

米TMZによると、3月5日の夕方、ジャスティンのフィスカー「カルマ」を運転していたリル・ツイストは、ロサンゼルスの酒店の前にあるコンクリート製のポールに激突。ポールは破壊され、自動車の前方部分もかなりひどく損傷したという。

事故発生後すぐに酒店に報告していれば、「普通の事故」となっていたのだが、この悪友リル・ツイストはなんと、壊したジャスティンの車を放置し、事故を起こした現場から逃げ去ってしまったのだ。その場を目撃していた人の証言によると、ポールに激突したリル・ツイストは、車から降りずにしばらく車内でじっとしていたという。そこへ1台の別の車が到着すると、中から出てきた“クリス・ブラウン似”の人物が「(破損して散らばった)車のパーツを(別の)車の中にしまえ!」と指示し、壊れたパーツを集め終わると、その男らと共にリル・ツイストは、フィスカー「カルマ」を残して逃走。これは立派な犯罪になるという。

リル・ツイストと言えば、以前にもジャスティンに借りた自動車で大きな事件を起こしていた問題の人物だ。今年1月1日には、ジャスティンが所有する白いフェラーリに乗ったリル・ツイストが、スピード違反を起こして、警察によって路上に停止させられたところを撮影しようと近づいてきたパパラッチが、別の車にはねられて死亡するという事故が起きていた。さらに、1月31日には、ビバリーヒルズの老舗高級ホテル、フォーシーズンズの駐車場から出る際に、いきなり急加速して、車を損傷し、車の修理に100万円近くかかったとも報じられた。修理費はなぜかホテル側が支払ったとされているが、この時リル・ツイストが運転していたのも、ジャスティンの白いフェラーリだった。

今回リル・ツイストが大破させてしまったフィスカー「カルマ」だが、この騒動のわずか二日後には完全にダメージを修復した状態で、リル・ツイストとは別の友人が運転しているところが目撃されている。リル・ツイストはというと、フィスカー「カルマ」よりは、やや“お安め”の高級車レンジローバーをジャスティンから借りて運転する姿が目撃されている。リルがどんなにトラブルを起こしても、ジャスティンは彼とのつき合いをやめる気配は一向になさそうだ。