「NYPDブルー」デビッド・ミルヒがHBOで新番組を制作

米ABCネットワークで1993年から2005年まで放送されていた大ヒット刑事ドラマ「NYPDブルー」の製作総指揮者デビッド・ミルヒが、新作刑事ドラマを手掛けることが発表された。

デビッドが制作するのは、汚職や腐敗が蔓延していたセルピコ時代のニューヨーク市警が舞台の刑事ドラマ「Last of the Ninth」。米HBOチャンネルがパイロットを発注しており、デビッドにとって「デッドウッド ～銃とSEXとワイルドタウン」「John from Cincinnati」に続くHBOドラマ制作となる。

パイロットの脚本は米国脚本化協会のストライキが決行される前に、元ニューヨーク市警刑事ビル・クラークとミンチが共同で手掛けたとのこと。ビルは「NYPDブルー」の脚本も担当し、エミー賞も受賞している。

デビッドは刑事ドラマの決定版と称された「Hill Street Blues」でTVドラマ・クリエーターとしてデビューを果たし、1983年に初エミーを受賞。刑事ドラマ製作の第一人者といわれており、再びニューヨークが舞台となる新作刑事ドラマに注目が集まっている。