ケイティ・ホームズがJFK夫人を演じるミニシリーズ、ついに米放送が決定

ケイティ・ホームズがジャクリーン・ケネディを演じるTVミニシリーズ「The Kennedys」が、ケーブル局ReelzChannelで放送されることが明らかとなった。

米The Hollywood Reporterによれば、ReelzChannelは4月3日に「The Kennedys」の第1・2話をオンエア。その後、全8話を連夜放送するという。

「24」を手がけたジョエル・サーナウが製作総指揮を務めた本作は、数百万ドルの制作費を投入して、ジョン・F・ケネディの家族について描く大作ドラマ。ケイティのほか、グレッグ・キニア(ジョン・F・ケネディ役)、バリー・ペッパー(ロバート・ケネディ役)、トム・ウィルキンソン(ジョセフ・P・ケネディ役)が出演する。

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The Kennedys | Movie Trailer | Review

だが、昨年2月、初期の脚本を「悪意がある」「意地の悪い内容」だと、ジョン・F・ケネディの側近でスピーチライターを務めたセオドア・ソレンセンに批判されたことが、米紙ニューヨーク・タイムズで大々的に報道された。その後、A&Eテレビジョン・ネットワークは、脚本は専門家によるチェックを受け歴史に忠実に手直したと発表して撮影を開始。だが、当初放送を予定していたヒストリー・チャンネルは、出来上がった作品を見て、「ヒストリー・チャンネルのブランドには相応しくない」と、史実に忠実ではないことを理由に放送をキャンセルしてしまった。

その後、Showtime、Starz、FXなどのケーブル局も「The Kennedys」の放送権購入を見送り、結局最後にReelzChannelだけが放送に名乗りを上げた。

ReelzChannelのCEO、スタン・ハバードによれば、友人であるShowtimeのCEO、マット・ブランクは作品を気に入ったものの、Showtimeには合わないということで放送を断念したとのこと。だが、同じく作品を気に入ったスタンは、このチャンスを逃さず、即座に放送を決断。「独立系ネットワークの強みは、独自のメッセージを送ることができるということ。社内のプレッシャーや政治的プレッシャーを心配する必要がない」とコメントして、「The Kennedys」の放送に自信を見せている。
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