「LAW&ORDER クリミナル・インテント」最終シーズンに名女優ジュリア・オーモンドが出演

2010年に放送されたHBOのミニシリーズ「Temple Grandin」で、自閉症の動物学者テンプル・グランディンの母親役を演じ、エミー賞を受賞したジュリア・オーモンドが、人気海外ドラマ「LAW&ORDER クリミナル・インテント」ファイナル・シーズンに出演することが明らかになった。

米Zap2itによると、ジュリアはUSAチャンネルで放送される「LAW&ORDER クリミナル・インテント」シーズン10の全8話に出演する契約を結んだ。ジュリアは、警察の心理学者ポーラ・セヴェリン役を演じる。

「LAW&ORDER」シリーズのスピンオフ2作目である「LAW&ORDER クリミナル・インテント」は、対照的な性格の2人の刑事が主人公の犯罪ドラマ。裁判のシーンがほとんどなく、ヴィンセント・ドノフリオ演じるゴーレン刑事が心理的な面からじわじわと犯人を追い詰めていくスタイルで人気を集めたが、ヴィンセントと相方のアレクサンドラ・エイムズ刑事役を演じるキャスリン・アーブは、シーズン9の始めで降板した。

だが、ファイナルシーズンには2人揃ってカムバックすることが決定。ゴーレン刑事は、警察に従順でなかったため免職されたという設定で番組を去っており、どのような形でカムバックするのかが注目されていたが、ジュリアが演じるポーラは、ゴーレン刑事が過去に受けた精神的苦痛を解明し、精神的な安定へ導く役柄になるということで、ゴーレン刑事が心理学者のカウンセリングを受けるという条件のもと、復職するストーリーになるのではないかと見られている。

「LAW&ORDER クリミナル・インテント」は、視聴率低迷にあえいだ結果、2007年にはNBCネットワークからUSAネットワークに放送局を移し、5月1日から放送されるシーズン10で放送終了することが決定している。
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