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「エデンより彼方に」ジュリアン・ムーアがHBO新作ドラマに出演

2011年8月17日
映画「ハンニバル」「エデンより彼方に」「めぐりあう時間たち」などで知られる女優ジュリアン・ムーアが、HBOの新作ドラマ「DOPE」に主演することが明らかとなった。

「DOPE」の原作は、1950年代のニューヨーク裏社会を描いた小説「堕天使の街」。裕福な夫婦の依頼で、多額の報酬と引き替えに失踪した娘を探す、元ジャンキーのヒロインが、思いがけない事件に巻き込まれていくミステリーを描き出す。

本作は原作者のサラ・グラン自身がパイロットの脚本を担当、ケイト・ウィンスレットが主演したHBOのミニ・シリーズ「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」を手がけた、ジョン・ウェルズ、クリスティーン・ヴェイコン、トッド・ヘインズが製作総指揮を務める。

なお、トッド・ヘインズは、映画「ベルベット・ゴールドマイン」、ジュリアンにヴェネチア国際映画祭女優賞をもたらした映画「エデンより彼方に」など、国際的にも評価の高い監督で、本作ではパイロットの監督も務める。

2008年アメリカ大統領選挙でのサラ・ペイリンを演じるHBOのTVムービー「Game Change」の放送も控えているジュリアン。4度のアカデミー賞ノミネートを誇る実力派女優が、本格ミステリー・ドラマでどんな演技を見せてくれるのか、期待したい。
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