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スティーヴン・セガールが養鶏場を急襲、子犬を殺して訴えられる

2011年8月31日
映画「沈黙」シリーズで人気のアクション俳優スティーヴン・セガールが、警察の機動部隊とともに映画さながらの暴れっぷりを見せ、養鶏場の経営者から訴えられた。米TMZが報じた。

アリゾナ州に住む男性、ジーザス・サンチェス・ロヴェラの訴状によると、今年3月9日、スティーヴンはマリコパ郡保安官とともに、ジーザスの経営する養鶏場に対して、根拠のない手入れ捜査を行ったとのこと。

ジーザスが違法な闘鶏場を運営していると“誤解した”スティーヴンは、戦闘服に身を固めた保安官の機動部隊と共に現れると、強引にゲートを突き破って、ジーザスの養鶏場を襲撃したという。

また、この一部始終は、スティーヴン自身が制作しているTVのリアリティ番組「Steven Seagal Lawman(訳:法執行官スティーヴン・セガール)」のクルーによって、カメラに収められていたとのこと。

ジーザスは、この襲撃によって、自分の家が“甚大な被害”を受けたうえ、家族で可愛がっていた11ヶ月になるペットの子犬と、飼育していた鶏100羽以上が射殺されたと主張している。

自分の養鶏場では、違法な闘鶏を行ってはおらず、“ショー”のための鶏を飼育しているだけだとも抗弁しているジーザス。彼の弁護士によれば、ジーザスは、10万ドル(約766万円)の賠償金とともに、子犬の死について、彼の子供たちに宛てた“書状での正式な謝罪”を求めているという。

アリゾナの養鶏場での激闘から一転、法廷に場所を移して続行されるスティーヴンの戦い。“法の死角”にいる悪者を退治するはずが、思いがけない展開となってしまった。

なお、スティーヴンとマリコパ郡保安官事務所は、現在のところ、“沈黙”を守っているという。
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