「ブレードランナー」のレプリカント美女、ショーン・ヤングが男を殴って逮捕される

映画「ブレードランナー」「追いつめられて」で知られる女優ショーン・ヤングが、アカデミー賞授賞式の公式アフター・パーティの会場前で、男性を殴ったとして逮捕された。

2月26日、アカデミー授賞式の後に行われる、公式アフター・パーティ“ガヴァナーズ・ボール”の会場にやってきたショーン。彼女は招待状を持っていなかったため、入場を断られたが、そのことに立腹して、警備を担当していた男性に平手打ちをしたとのこと。彼女はその場で取り押さえられ、駆けつけたロス市警の警官に軽暴行罪で逮捕された。

【動画】留置所から出てきたショーン・ヤング


その後、ショーンは深夜3時に2万ドルの保釈金を払って留置所を出たが、自分の逮捕を指示したアカデミーの弁護士を非難。自分は完全にシラフだったし、会場前では友人のセレブたちと写真を撮っていた、帰ろうとしたら男性に腕をつかまれ、振りほどこうとしたら手が当たってしまっただけだと、Facebook上に反論のコメントを出した。怒りが収まらない彼女は、アカデミーに対して公式な謝罪を要求、法的措置も辞さない構えを見せている。

【動画】ショーン・ヤング、アカデミー賞に集った大物スターたちと記念撮影


カルトな人気を誇るSF映画「ブレードランナー」のレプリカント美女・レイチェル役や、ケヴィン・コスナー主演のサスペンス映画「追いつめられて」のミステリアスな美女・スーザン役などで、80年代に脚光を浴びていたショーンも、いまや52歳。実は、ショーンがこうしたトラブルを起こすのは、これが初めてではない。彼女はこれまでにも、ジェームズ・ウッズに対してストーカー行為をしたり、2008年には、DGA賞の舞台でスピーチをしていジュリアン・シュナーベル監督をやじったりなど、度々お騒がせ事件を起こしている。

昨年は、アルコールやドラッグ中毒の問題を抱えるセレブたちがリハビリに励むリアリティ番組「Celebrity Rehab」に出演していたショーン。果たして、その効果はあったのだろうか…?

【動画】映画「ブレードランナー」予告編