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「24」映画版、来月クランクインのはずがまさかの製作中断

2012年3月15日
人気海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の映画版は、4月にクランクインする予定だったにもかかわらず、製作が中断された。米The Wrapが伝えた。

キーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーがテロリストに立ち向かう人気アクション・サスペンス・シリーズ「24」は、かねてより映画化プロジェクトが進行。昨年秋には脚本が完成したと報じられ、監督はまだ発表されていなかったものの、来月には撮影をスタートさせる予定だった。

だが、ここにきて、まさかの製作中断の報道。原因は、製作費や出演料といったお金の問題にあると伝えられている。

キーファーとプロデューサーのブライアン・グレイザーは、製作費について、最低でも4000万ドル(約32億円)は必要だと考えているが、現時点で、米FOXは3000万ドル(約24億円)以上は出せないと判断しているとのこと。

また、関係者の話として、プロデュースと主演を兼ねているキーファーが500万ドル(約4億円)のギャラを求めているのに対して、FOX側の提示している額が少なすぎるという問題があるという。

The Wrapの取材に対して、FOXのスポークスマンは、映画プロジェクトが中断されたことを認めたが、スケジュールの問題であると強調。「我々はまだ脚本を見直しています。結局、タイミングの問題です。あと7週間では撮影に入れないでしょう」とコメントしている。

現在、キーファーはFOXの新作TVシリーズ「Touch」に主演しており、当初はその撮影が休みに入る4月から、「24」映画版の撮影に入る予定だった。このまま、製作が中断された場合、次に撮影が始められるタイミングは来年春以降になってしまうのではないかと見られている。
 
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