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ジャッキー・チェン、アクション映画引退を表明! 「アジアのロバート・デ・ニーロになりたい」

2012年5月19日
映画「プロジェクトA」、「ラッシュアワー」シリーズなど数多くのアクション映画への出演で人気の香港出身の国際アクション俳優ジャッキー・チェン(58)がアクション映画を引退することを表明した。米US Weeklyが伝えた。

5月18日(金)、カンヌ映画際で、ジャッキーの記念すべき100本目にあたる新作映画「Chinese Zodiac」の記者会見に登場したジャッキー。思いもよらない言葉が彼の口から飛び出した。

「これが僕の最後のアクション映画になります」「どれだけ長く(アクションを)続けられるか自分の体に訊いてきました。そして僕はもう若くない、という結論になりました」

「僕はとてもとても疲れました」とジャッキーは笑いながら語った。

ジャッキーはまた、今日の映画界の問題点も指摘。

「世界は今、暴力が多すぎる」「これは僕にとってジレンマなんです。僕はアクションは好きだが暴力は好きではない」

ジャッキーは今後の展望についても言及。アクションスターを辞めることで自分のブランドをさらに広げ、よりシリアスでドラマティックな役を演じていきたい、少しずつ「本当のジャッキー・チェン」を観客に見せたい、と熱く語った。

「アクションスターだけでなく本当の俳優になりたいんです」「僕はアジアのロバート・デ・ニーロになりたい。今までの自分のイメージを取り払いたいんです。だから最近の10年間は、アクションだけではない映画も撮ってきました。「ベスト・キッド」では師匠の役を演じました。私は戦ったりコメディをするだけではなく演技もできるということを知ってもらいたいのです」

スタントマンを使わないことで知られるジャッキーのアクションシーンが見られなくなるのは残念だが、俳優としてはまだまだ無限の可能性を秘めた58歳の次なる活躍を期待したい。
 
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