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「ダークナイト ライジング」監督・共演者が抱く故ヒース・レジャーへの思いとは…

2012年6月6日
7月20日の全米公開が近づき、話題が盛り上がってきている“バットマン”シリーズ最新作「ダークナイト ライジング」。クリストファー・ノーラン監督や“バットマン”を演じる主演のクリスチャン・ベイルは、前作「ダークナイト」で鮮烈に悪役“ジョーカー”を演じた故ヒース・レジャーに対して、どのような思いを抱いているのだろうか。

「ダークナイト ライジング」は、「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」と続いてきたノーラン監督が手がける“バットマン”シリーズの第3作で、3部作の最終章。「ダークナイト」から8年後を描く物語になる。

前作「ダークナイト」も公開前から大きな評判を呼んでいたが、撮影終了後の2008年1月22日に、“ジョーカー”役を熱演したヒース・レジャーが複数の処方薬による急性中毒によって28歳の若さで急逝。映画公開後、ヒースの演技にはアカデミー助演男優賞が贈られたが、新作ではこの“ジョーカー”役をどうするのか、ファンの関心が集まっていた。

先日、米Empire Magazineのインタビューに答えたノーラン監督は、「ダークナイト ライジング」では「ジョーカーにまったく触れていない」とコメント。「ヒースと僕との関係、一緒に『ダークナイト』を撮った経験から、この映画に現実の悲劇を持ち込まないほうがいいと考えたんだ」と、その胸中を明かした。

一方、6月3日に開催された「MTVムービー・アワード(MTV Movie Awards 2012)」の授賞式では、「ダークナイト ライジング」のキャストとして、クリスチャン・ベイル、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゲイリー・オールドマンがステージに登壇。シリーズを振り返る映像でヒースの姿が映し出されると、クリスチャンの目にたちまち涙が浮かび、続くスピーチでも「ヒースの姿を見れてうれしい」と言うのがやっとで、必死に涙をこらえる姿が人々の胸を打った。

【動画】MTVムービー・アワードのステージで涙をこらえるクリスチャン・ベイル









なお、この日の「MTVムービー・アワード」では、「ダークナイト ライジング」の最新予告編も公開に。

映画「ダークナイト ライジング」は、日本でも7月28日より丸の内ピカデリーほか全国公開される。

【動画】「ダークナイト ライジング」最新予告編
 
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