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アカデミー賞に8回もノミネートされた名優ピーター・オトゥールが引退「演技への情熱が消え失せた」

2012年7月12日
「アラビアのロレンス」でトーマス・エドワード・ロレンス役を演じ、その名を世に知らしめた俳優、ピーター・オトゥール(79)が、映画及び舞台から退くことを発表した。

過去、8回もアカデミー賞にノミネートされながらも一度も受賞することはなかったピーター。「アラビアのロレンス」出演後は「ラストエンペラー」、「トロイ」などに出演し、名脇役として活躍。2003年にはアカデミー名誉賞を受賞した。

8月2日に御年80となるピーターは10日、「降参の時が来たようだ」と述べた上で、「私は失敗作やヒット作を含め、素晴らしい人々、仲間、たくさんの俳優と一緒に仕事が出来ました」と自身の俳優人生を振り返った。

しかしながら「人は終わりの時を自ら決めなければいけないというのが私の信念だ。この仕事に深く感謝すると共に涙を見せずに別れを言いたいと思う」とコメント。

映画界にその名を残した大物俳優の引退報道。非常に残念でならないが、ピーターには残りの余生を有意義に過ごしてもらいたい。