「アメリカン・アイドル」ランディ・ジャクソン審査員降板へ! カントリー歌手のニコール・キッドマン夫が新審査員入り確定か

米人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の審査員をシーズン1から務めてきたランディ・ジャクソンが、メンターにくら替えすることが明らかになった。代わりに新審査員を務めるのは、ニコール・キッドマンの夫でカントリーミュージック歌手のキース・アーバンだと報じられている。

米TMZによると、名音楽プロデューサーとして知られるランディは、シーズン1から12シーズンにわたって務めてきた「アメリカン・アイドル」の審査員を降板することを決意。今後は、メンターとして出演するという。

番組関係者の中には、ランディはメンター役には合わないのではないか、という声も上がっているとのこと。しかし、彼は番組を一つにまとめる重要な存在であるため、完全に切ることはできず、メンターとして残ることになったとのことだ。

これで、審査員全員が新しい顔ぶれになることが決定したわけだが、就任が決定しているのは、現時点ではマライア・キャリーのみ。ニッキ―・ミナージュも確定だと伝えられているが、正式発表はまだである。ちなみに、マライアはニッキーが入ることに嫌悪感を示していると噂されているが、番組関係者は2人の間に流れる緊張感が「アメリカン・アイドル」にとって、プラスになるだろうと期待しているようだ。

なお、有力候補として名が挙がっていた大人気ヒップホップアーティストのカニエ・ウェストとP・ディディの線は、完全に消えたとのこと。変わりに急浮上したのが、カントリーミュージック歌手のキース・アーバンだ。現在、新審査員としての出演交渉を進めており、まだ契約書に署名はしていないが、ほぼ確定だろうとみられている。

気になるギャラだが、キースの出演料は、300～400万ドル(約2億4000万～3億2000万円)になると予想されている。ニッキーはその倍になるとみられており、マライアの1800万ドル(約14億4000万円)と比べるとかなり低い額になるが、予算の関係上、これ以上は出せないということなのだろう。

「アメリカン・アイドル」は男女の比率を合わせるため、もう一人、男性の新審査員を採用したいと考えているが、現時点では候補者がいないという。時間があまり残されていないため、今後、急ピッチで選び、交渉が進められるだろうと見られている。