TVドラマ版「大いなる遺産」制作へ! オスカー女優リース・ウィザースプーンらが製作総指揮

イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの長編小説「大いなる遺産」が、ハリウッド女優リース・ウィザースプーンのプロデュースによりTVドラマ化されることが明らかになった。

米TV Guideによると、米放送局CWは、パシフィック・スタンダートという制作会社を持つリースが製作総指揮を務める「Expectations(原題)」のTVドラマの脚本を発注。同作品は現代版「大いなる遺産」で、小さな町で育った女性がビッグになる夢を叶えようと都会に出てくるという物語。

若い女性がサンフランシスコで一人生活することは、とても厳しく大変だという現実に幻滅するのだが、そんな彼女のもとに匿名の人物から大金が転がり込りこむという展開になる。

ドラマは1時間枠として制作され、映画「リーサル・ウェポン4」のプロデューサー、ジェイ・ミルズ・グッドルーが脚本を執筆。リース・ウィザースプーンは、ジェイらと共に製作総指揮を務める。作品はCBSテレビジョン・スタジオで制作される。

なお、「大いなる遺産」はこれまでに何度か映画化されており、1998年には主演にイーサン・ホーク、グウィネス・パルトロー、ロバート・デ・ニーロらを迎えて制作されている。

リースにとって、TV番組を制作するのはFOXで放送する予定のシングルマザーが主人公のコメディ「Wendy & Peter」に続いてのこと。また、CWにとって「Expectations」は、「アリス・イン・ワンダーランド」と「ワンダーウーマン」「スリーピー・ホロウ」に続く今シーズン4作目に脚本発注したリメイクドラマとなる。