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映画「ターミネーター 5」は当分実現しない!?

2012年10月16日
長らくペンディング状態になっている人気SF映画「ターミネーター」シリーズ第5作目の制作が、白紙に戻った状態に近いと報じられた。米Moviehole.netが10月12日、「ターミネーター5」は脚本の問題があるため、当分の間、制作されることはないだろうと伝えた。

脚本の問題については、T-800役で同作に復帰する予定だったアーノルド・シュワルツェネッガーも雑誌インタビューで指摘したばかり。先月、発売された「Empire(原題)」のインタビューで「脚本を仕上げようとしているらしいが、自分はまだその脚本を読んでない」「現時点では何の計画も出ていない」と明かし、計画が行きづまっていることを示唆していた。

「ターミネーター5」の制作が進んでいると発表されたのは2011年4月のこと。米Deadlineが「ワイルド・スピード」シリーズを手掛けるジャスティン・リンが監督を務めると報じた。しかし、ジャスティンは「ワイルド・スピード」シリーズ最新作を制作するため監督を降板。制作は棚上げとなってしまい、今後どうなるのかが注目されていた。

なおシュワルツェネッガーは、俳優として多忙な日々を送っている。新作主演映画「The Last Stand」は2013年初めに公開される予定。1988年のヒット作「ツインズ」の続編「トリプレット」の企画も進んでいると伝えられている。

ただし、「トリプレット」については制作が実現しないのでは、という声も上がっている。「ツインズ」の監督アイヴァン・ライトマンは、「『トリプレット』に関しては少々ナーバスになっているんだ」「脚本もない、アイデアもない、誰かが思いついた商業的なアイデアだろう? 」とコメントしており、実現を疑問視している。
 
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