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ヒュー・ジャックマン、不妊治療・流産について赤裸々に語る

2012年12月20日
映画「X-メン」シリーズや、新作映画「レ・ミゼラブル」などの出演で知られるオーストラリア人俳優のヒュー・ジャックマンが、トーク番組で不妊治療と流産の辛さを赤裸々に語った。

ヒューはTVデビュー作「Correlli」で共演したオーストラリア人女優、デボラ=リー・ファーネスと1996年に結婚。12歳になるオスカー・マクシミランと7歳になるアヴァ・エリオットを養子にむかえ、幸せな家庭を築いている。

しかし、結婚後しばらくは自分たちで子供をつくろうとし、体外受精など辛い不妊治療を受けた。人気トーク番組「Katie」に出演したヒューは、不妊治療がいつも流産という結果に終わってしまい、夫婦ともに打ちのめされた経験を明かした。

「流産はとても辛いことだったよ。三回妊娠すれば一回の確率で流産すると言われている。めったに話題にはあがらないけどね」「何か話しちゃいけないことのように感じるけど、流産について語ることは良いことだと思うんだ。誰にでもありうることだし、辛い経験だし、喪失感で悲嘆に暮れる時期を過ごさないといけないんだ」

【動画】不妊治療・流産について語るヒュー・ジャックマン


また、ヒューは養子をむかえたのは、自分たちで子供をつくることが出来ないからではないと強調。

「このことは、はっきりとさせておきたいのだけれど、デボラも自分もずっと前から養子が欲しいと思っていたんだ。いつ迎えるのかは決めていなかったけれどね」

度重なる流産でボロボロになった夫婦の心を癒したのは、養子として迎えた息子のオスカーの存在だった。

「どう頑張っても自分たちの力では、血がつながった子供が出来なくて」「オスカーが産まれた瞬間、心の痛みが全て癒されたんだ。親なら誰もが経験していることだけど、子供が誕生する瞬間は、想像してたものとは違う、本当に特別なんだ」

「どれだけ特別なのか、説明不可能だよ。とにかく感情が雪崩のように押し寄せてくるんだ。心を開かせてくれるんだよ。どれだけ悔しかったのか、どれだけ怒っていたのか・・・・・そして、突然、あぁ、俺は生きているんだと実感するんだ」
 
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