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WOWOW 「セックス・トラフィック」

2007年4月10日
「ハリー・ポッター」最新作の監督が国際的人身売買コネクションの闇に迫る、衝撃の社会派ドラマが日本初登場!

■「セックス・トラフィック」初回放送
4月29日(日祝)22:30~【前編】
4月30日(月祝)22:00~【後編】 WOWOWにて放送

■「セックス・トラフィック」再放送
5月14日(月)14:25~【前編】
5月15日(火)14:25~【後編】 WOWOWにて放送

2007年夏公開の話題作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の監督に抜擢されたデヴィッド・イェーツ監督の、まさにその抜擢のきっかけとなった衝撃の社会派ドラマ「セックス・トラフィック」を日本初放送する。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の映画「トラフィック」で描かれた麻薬コネクションのように、若い女性を取引する国際的な人身売買コネクションがあった…。ヨーロッパの貧困地域から娼婦として連れ去られ、過酷な運命をたどる女性と、彼女たちを追う家族、ジャーナリスト、犯罪組織など国際社会の闇に生々しく迫る。2004年10月に英国チャンネル4で放送、英国アカデミー賞TV部門で連続ドラマ作品賞など8部門を制覇するなど、英国テレビ界を席巻した話題のドラマだ。東欧の貧しい国モルドバに住む姉妹、エレナ(アナマリア・マリンカ)とヴァラ(マリア・ポピスタス)。新天地ロンドンに向けて旅立つが、実は2人は人身売買の商品として売春婦になる運命だった…。

注目の監督、デヴィッド・イェーツ
監督デヴィッド・イェーツは今作で注目を浴び、07年夏公開の話題作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の監督に抜擢された注目株。群像ドラマの中で多数登場するキャラクターの性格を丁寧に描き出し、重厚に緻密に物語を紡いだ社会派作品「セックス・トラフィック」から一転、"ハリポタ"でどんな演出を見せてくれるのかも楽しみだ。

「セックス・トラフィック」ができるまで
本作「セックス・トラフィック」は実話に基づいている。2001年にプロデューサーによってチャンネル4に持ち込まれた企画は、ヨーロッパに蔓延する恐るべき性的奴隷売買の実態について、これまでにない真摯な切り口で迫ろうとするものだった。モルドバ、イタリア、ロンドンなど劇中にも登場する人身売買の各拠点で、実際の売買被害者や人買いに綿密な調査を敢行。またリアリティの更なる追求のため、主役エレナとヴァラには人身売買が身近な問題でもあるルーマニアから二人の新人が抜擢された。こうして練り上げられた企画は、テレビドラマ演出の世界で着実な評価をものにしていたデヴィッド・イェーツに委ねられ、結果的には英国アカデミー賞の連続ドラマ作品賞など8部門を制覇、その年の英国テレビ界を席巻した。同時にイェーツの出世にも繋がったというわけだ。

あらすじ
米国民間軍事会社カーンウェルからボスニアへ派遣された国際平和維持連合部隊隊員カルム・テイト。彼は人身売買の餌食になろうとしている恋人アーニャを救おうとするが、逆に買春の濡れ衣を着せられ強制送還させられてしまう。しかし、カーンウェルの社員が人身売買に何かしら絡んでいることを掴む。同じ頃、モルドバの姉妹エレナとヴァラは、ロンドンへの出稼ぎ話をヴァラの恋人レキシーから『持ちかけられるが、途中で騙されていたことに気づく。やがて彼女たちは無残にレイプされたあげく売春婦としてセルビア、ボスニア、アルバニア、そして遂にはイタリアへと売られてゆく。一方、人権団体「自由の声」のダニエルは人身売買の実態のレポートを提出するためにボスニアへ。そこでエレナと出会い、カーンウェルの不穏な匂いを嗅ぎつけていく。そしてカーンウェル者のCEOであるトムとマデリーン夫婦は、女性売買撲滅を社のチャリティー目標として一見順風満帆に見えるも、カルムの不祥事でバッシングを浴びるように・・・。


(情報提供:WOWOW)
 
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