貧富の二極化が極限まで進んだ近未来の社会にマット・デーモンが挑む! 「エリジウム」予告編

人気俳優マット・デイモンとジョディ・フォスターの共演作「エリジウム」の予告編が公開された。

本作は、2009年に公開された映画「第9地区」の監督ニール・ブロンカンプが、ハリウッドで放つSF衝撃作。舞台は2154年。人類はスペース・コロニー“エリジウム”に住む富裕層と、荒廃した地球に住む、エリジウム行きを許されない貧困層とに二分二極化されている。

公開された予告編では、富裕層が住むエリジウムが緑豊かに、かつ未来的に美しく描かれている。一方で、貧困層の住む地球はひどく荒れた様子。後半にはマット・デイモン演じる主人公が、その貧富の差に立ち向かうべく、宇宙で最も監視の厳しいエリジウムに向かう様子が描かれている。

【動画】マット・デイモン主演作 「エリジウム」予告編 2154年の二極化した世界を描く


マット・デイモンが演じるのは、荒れ果てた地球に住むマックス。ジョディ・フォスターは、エリジウム政府高官のローズを演じる。

ジョディ扮するローズは、エリジウムの完璧なまでに美しい生活を維持しようと地球の人間を一切排除しようとしている。そんななか、マット扮するマックスは、命の危険にさらされるほどの搾取に立ち向かうべく、自らの身体にコンピュータを埋め込み、厳しい移民法で防御されているエリジウムに向かう。マックスに残された生命はわずか5日間。全人類の未来を担って、いま、悲しくも壮絶な戦いが始まる・・・。

映画「エリジウム」は、9月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


■ “エリジウム”とは

ギリシャ神話に出てくる永遠の理想郷で「エリュシオン」とも呼ばれる。古代ギリシャの大詩人ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」によると、エリュシオンは、現世のあらゆる悩みや苦しみから解放され、英雄や名士であった人間のみが死後に行くことの許されるという。


■ 公開情報

「エリジウム」
2013年9月20日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

監督 : ニール・ブロンカンプ
出演 : マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー　他