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サシャ・バロン・コーエンが独裁者に! 「The Dictator」R指定トレイラー

2012年5月8日
今年2月、第84回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットで、人気司会者ライアン・シークレストに、“故・金正日の遺灰”と称する粉をぶちまけ、注目を浴びたイギリスのコメディアン俳優、サシャ・バロン・コーエン。

実はこれ、彼が主演する新作映画「The Dictator」のPRの一環だったのだが、アメリカで5月16日に公開が迫った同作の“R指定”トレイラーが公開された。

【動画】「The Dictator」R指定トレイラー


これまでも「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」「ブルーノ」などで、トンデモないキャラクターに成りきってきたサシャが、本作で扮するのは、リビアの“カダフィ大佐”をイメージしたという、中東のとある独裁者。独裁者が自由の国アメリカで巻き起こす珍騒動を、サシャらしいブラックかつR指定の笑い満載で描く。

トレイラーだけでも、人々を銃殺しまくって短距離レースの優勝を手に入れ、悪態をついた子供を蹴り飛ばし、女性に堂々と卑猥なオファーをするなど、やりたい放題の主人公の独裁者っぷりは爆笑必至。

さらに、9.11テロにまつわるジョークや、産気づいた妊婦の赤ちゃんを取り上げるドタバタ・シーンも登場し、産まれた子供が女の子と分かったとたん、「ゴミ箱は?」と聞く独裁者のズレっぷりで笑わせてくれる。

きわどい“問題作”で様々なキャラを演じて笑いを巻き起こしてきたサシャが、独裁者キャラを演じる新作コメディ「The Dictator」。今度の映画も大いに期待できそうだ。
 
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