Meg Mimura

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ディスラプターが粉砕した、瀕死のリニアテレビの方が実は儲かる? ネットフリックスが次々と’売り’を撤回せざるを得なくなった諸事情 覆水盆に返らず!

2012年6月〜2018年6月までは、旧サイトのブログで、2018年9月からは現サイトのコラム「ハリウッドなう By Meg」で長らくご愛読いただきましたが、本記事が最後となってし...
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アマゾン・プライムもフランチャイズ化に力を入れる 「ボッシュ」ユニバース拡大企画 元相棒ジェリー・エドガーのドラマとレネイ・バラード刑事が率いるLAPD未解決事件捜査部のドラマ

オンラインショッピングのついでに映画やドラマを観てもらえれば良いと始めたAmazonプライム・ビデオ(以下、プライムビデオ)は、パイロット版をユーザーに観てもらい、投票の結果「BO...
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ダブルストは終結したものの、期待の次シーズンはいつ観られる?

前代未聞のダブルストが終結して、何もかもが元に戻ったかのように見えるかも知れませんが、蓋を開けて見ると、事はそう簡単には元に戻りません。何しろ、映画やドラマ制作は1,000ピースの...
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「ピークTV」のツケが回ってきた? ストの煽りで、キャンセルされたドラマ、日の目を見ることのないスピンオフ 断捨離真っ只中の米テレビ業界

例年秋(エミー賞授賞式の翌日から)に始まる地上波局の新番組の発表は、ストの影響で各局が苦肉の策を打ち出しましたが、指折り数えて待つほどの作品が皆無のため、気が付けばもう感謝祭!やク...
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ブリー・ラーソン久々の限定シリーズ「レッスンinケミストリー」は女の自立とは?を問う デキる女にはいつの世も風当りがキツイもの!のおさらいが示唆する教訓

※「レッスンinケミストリー」についてのネタバレが含まれます。日本でもアカデミー賞受賞女優ブリー・ラーソンが制作・主演するドラマとして前評判の高い「レッスンinケミストリー」。Ap...
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「ザ・モーニングショー3」9月13日より配信開始 メサイアコンプレックスの男どもが繰り広げる醜い功名争い ’アメリカの恋人’や報道番組の夜の顔でさえ、将棋の駒でしかないリニアテレビの哀しい最期(?)を描く

※「ザ・モーニングショー3」のネタバレを含みます。コロナ禍で22ヶ月振りに再開されたシーズン2とほとんど同様、又々24ヶ月振りに公開されるApple TV+の力作「ザ・モーニングシ...
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Apple TV+のドキュメンタリー「指名手配:カルロス・ゴーンの逃亡」元日産自動車会長の盛者必衰を4話で綴る レバノンで撮影したゴーンのインタビューで他のドキュメンタリーと差別化

長年、日本を離れていますが、世界一著名な自動車王が途轍もないケタ違いの給料をもらっていたにも関わらず、私腹を肥やすために職権濫用して起訴され、保釈中に貨物に隠れて、日本を脱出した話...
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「Couples Therapy」シーズン3第2部 ガスライティングで煙幕を張る伴侶と感情を否定し無力感を感じる伴侶が繰り広げる壮絶な闘い グラルニク先生にとっても試練のシーズン 

7月8日付けのコラム「Couples Therapy」シーズン3第1部に引き続き、今回は今年4月28日から放送・配信されたシーズン3第2部をご紹介します。第一話初っ端から、グラルニ...
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「Couples Therapy」シーズン3第1部 火を吹くドラゴン妻が怖いと殻に閉じ籠る夫 解決策はあるのか?

このドキュメンタリーシリーズのご紹介はこれで3回目になりますが、「Couples Therapy」は結婚号が座礁に乗り上げ、二進も三進も行かなくなった4組のカップルがセラピスト/心...
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長期化が懸念される全米脚本家組合WGAのスト 争点は待遇改善とAI導入や許容 ハリウッド存亡の機に思うこと

全米映画テレビ制作者協会(Alliance of Motion Picture and Television Producers=以下省略してAMPTP)と6週間に及ぶ賃金や労働条...
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お騒がせ女詐欺師の近況報告!ホームズはホワイトカラー犯罪者用刑務所に 在宅拘禁中ソローキンはポッドキャストを始める

第二のスティーブ・ジョブスを目指したセラノス社創業者エリザベス・ホームズ2022年9月24日の「ミレニアル詐欺師第三弾は、第二のスティーブ・ジョブスを目指したセラノス社創業者エリザ...
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5月28日に最終回を配信したParamount+の「危険な情事」続編シリーズ グレン・クローズの悲願は叶ったか? 

2月7日付けの「23年春の新ドラマはリブート/スピンオフ/続編のオンパレード」でご紹介した「危険な情事」続編が、去る4月30日に、1〜3話までParamount+で配信開始となり、...
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飽和状態の動画配信市場で生き残りを賭けるParamount+ with Showtimeが打ち出した苦肉の策 吉と出るか凶と出るか?

4月20日付の「Showtimeよ、お前もか? 47年の歴史に終止符を打たれたプレミア・ケーブル局 ダミアン・ルイス『ビリオンズ7』復帰の裏にある昨今のTV業界苦肉の策」で、「ビリ...
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悪い予感的中! シーズン1のみで完となった「アラスカ・デイリー」と「リスキーな結婚相手」

3月9日の「22年秋の希少価値作『ソー・ヘルプ・ミー・トッド』と『アラスカ・デイリー』の現況」でお知らせしたように、私の悪い予感が的中しました。アップフロント(地上波局/ケーブル局...
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Showtimeよ、お前もか? 47年の歴史に終止符を打たれたプレミア・ケーブル局 ダミアン・ルイス「ビリオンズ7」復帰の裏にある昨今のTV業界苦肉の策

※「ビリオンズ」シーズン5、6についてのネタバレが含まれます。2016年放送開始以来、必見ドラマの1本として注目してきた「ビリオンズ」。リーマンショック以来、持つ者と持たざる者の格...
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今、一番面白い「ナイト・エージェント」配信開始後6日目にシーズン2更新の発表があり、人気のほどを物語る

3月1日に放送開始となったCBSの「トゥルー・ライズ」(映画のリブート版)、12日から始まったダミアン・ルイス主演の「ア・スパイ・アマング・フレンズ」(原題「A Spy Among...
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2023年春の期待作「ザ・カンパニー・ユー・キープ」は韓流ラブコメ「ダーリンは危機一髪」の焼き直し マイロ・ヴィンテミリアの出世役ジェスが大人になったような詐欺師役

ハリウッドに越して来て早々に参加したソニー・ピクチャーズ主催のイベントでお目にかかり、以来ずっと活躍ぶりを見守って来たマイロ・ヴィンテミリア。当時、「ギルモア・ガールズ」のローリー...
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祝ミシェル・ヨー 努力と腰の低さでアカデミー賞を獲得 アジア色濃い(?)第95回アカデミー賞に思うこと

日本では、共演者キー・ホイ・クァンや姿を現さなかったトム・クルーズ、果てはアカデミー賞とは何の関係もない(実はあるのかも知れませんが. . .)ファン・ビンビンまで報道されているの...
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22年秋の稀少価値作「ソー・ヘルプ・ミー・トッド」と「アラスカ・デイリー」の現況 明暗を分けるユニークな期待作2本 

去る10月18日の「2022年秋の期待作は、ヒラリー・スワンク主演の『アラスカ・デイリー』と複雑な母子関係を軽いタッチで描くドラメディー『ソー・ヘルプ・ミー・トッド』」でご紹介した...
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23年春の新ドラマはリブート/スピンオフ/続編のオンパレード クリエイターの想像の賜物は今や希少価値 じっと我慢の子で育て上げる時代ではないから?

23年冬のTCAプレスツアーでは、地上波局とストリーミング・サービス会社(MGM+、Hulu、Paramount+)が、73本の新・継続番組のパネルインタビューを実施しました。昨年...