チャールズ国王は、メーガン妃がバルモラル城を訪れることを「許可しなかった」ようだ。
9月8日(木)に死去したイギリスのエリザベス女王。この日未明、女王の健康状態が懸念され、医師の管理下にあることを知らされた王室メンバーは、女王が療養していたスコットランドにあるバルモラル城へ続々と集まっていた。
数日前から、慈善団体のイベントに出席するためイギリスを訪れていたヘンリー王子とメーガン妃も女王に関する知らせを受け、スコットランドに向かうことにしたという。
このときのチャールズ国王とヘンリー王子のやりとりを、関係者がイギリスのサン紙に明かしている。
「チャールズ国王はヘンリー王子に対して、『このような悲しみの深い日に、メーガン妃がバルモラルにいるのは正しいことでも、適切なことでもない』と伝えた」と語った関係者は、「チャールズ国王は、さらに、(ウィリアム皇太子の妻)キャサリン妃が来ないことにも言及し、『城を訪れるのはごく近しい家族に限定すべきだ』と言ったそうだ」と続けた。
さらに関係者によると、チャールズ国王は、「メーガン妃は歓迎されない」とキッパリと伝えたという。
なお、当初ヘンリー王子とメーガン妃側の広報が伝えたのは、「2人そろってバルモラル城に向かう」という情報だった。しかし実際にはヘンリー王子が1人で向かうことになり、この情報も訂正されている。
ヘンリー王子がバルモラル城に到着したのは女王の死去が発表された1時間半後のこと。残念ながら直接別れを告げることはできなかった。そして翌日、ヘンリー王子はほかの王室メンバーよりも一足先に、ひっそりと城を去ったと報じられている。
女王の死去を受け即位したチャールズ国王は、10日(金)、王として初めて行った演説にて「海外で生活を続けているハリー(ヘンリー王子)とメーガンに愛を伝えたい」と、「エール」とも「決別宣言」とも取れる発言をしていた。