ネットフリックスの人気SFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のロビン役で知られる女優のマヤ・ホークが、最終シーズンとなるシーズン5に意外な願いを持っていることを明かした。
雑誌「Rolling Stone」のインタビューに応じたマヤ・ホークは、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の最終シーズンで自分の演じるロビンが英雄的な死を遂げてほしいと願っているという。
「まあ、最終シーズンだから、おそらく誰かは死ぬことになるわね」と、語り始めたマヤは「私は死んでヒーローの瞬間を迎えたいの。どの俳優もそうするように、名誉のある死を迎えたい。でも、ダファー兄弟が俳優たちを愛しているという部分も大好き。彼らが私や他の人たちのためにあれほど美しく描く理由は、彼らが俳優とキャラクターに恋をしていて、彼らを殺したくないからなの。それは彼らの持つ美しい資質だと思うし、私はそれを捨てようとは思わないけどね」と、ロビンというキャラクターの終わり方の理想を明かした。
以前、イレブン役のミリー・ボビー・ブラウンは、登場人物がどんどん増え、主要キャラクターがだれも死なないことに対し「(クリエイターの)ダファー兄弟は誰も殺したくない繊細な2人なの。でも私たちは『ゲーム・オブ・スローンズ』のマインドセットを持つ必要がある」と、主要キャラが次々と死んでいく人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を引き合いに出す形で、ドラマの脚本に物申した。
ミリーのコメントを受けマット・ダファーは「僕たちはライティングルームであらゆる選択肢を検討したんだ。マイクを殺したら…それは気がめいる。我々は『ゲーム・オブ・スローンズ』ではないんだ。ここはホーキンス。ウェスタロスじゃないんだ。そうなったらこの番組はもう『ストレンジャー・シングス』ではなくなってしまう。だって現実的に扱わなければならないでしょ?」と反論した。
ロビンの英雄的な死を望むマヤだが、自身のキャラクターがシーズン5で生き残った場合、共演者のジョー・キーリー(スティーブ役)とスピンオフを行うことに前向きであるという。
「通常、私はスピンオフの支持ではないんだけど、もしジョー・キーリーと一緒にできるなら、何でもしますよ。「彼はとてもおもしろくて、すばらしくて、頭がよくて、境界線がハッキリしている。彼はすばらしい仕事仲間で、彼となら何でもしたい」とジョーへの愛を語った。