カナダ出身の人気歌手グライムスが、過去にエリザベス女王の乗った車に雪を投げつけたと非難され取り調べを受けていたことを明かした。
グライムスは9月14日、ツイッターを更新。彼女が高校生だった2002年、英エリザベス女王がカナダを訪れた際、何者かが女王の乗った車に雪を投げつける事件が発生。その犯人がグライムスであると決めつけられてしまったといい、「不当に何時間も」取り調べを受けたと明かした。
グライムスは「雪の日にエリザベス女王が私の高校を通り過ぎた。その時先生たちは『絶対に雪を投げちゃダメ』と怖い顔で言ってた。女王が通り過ぎるとき、そこは沈黙に包まれていたし、教師も緊張していた。いよいよ通り過ぎ終わるってときに、ひとつの雪玉が人々の中から飛んできて、女王の車に当たったんだ」と、その時の様子を振り返った。
Once the queen was gna drive past my high school on a snow day, and all day the teachers threatened us no snow balls. as she drove past it was dead silent, all teachers high alert. And just as the procession was almost past a single snowball arced from the crowd & hit her car
— 𝔊𝔯𝔦𝔪𝔢𝔰 (@Grimezsz) September 15, 2022
雪が女王の車に当たったあと、群衆は「狂気に包まれた」と表現したグライムス。さらに「なぜか私がせめられて、何時間も取り調べをうけたんだよ。今でも犯人は不明なまま。でもなんだか楽しかった」と、雪を投げたのは自分ではないが何時間も取り調べを受けたと明かした。
グライムスは「私はクレイジーじゃないよ!」と書き、エリザベス女王が2002年にゴールデン・ジュビリーを記念してカナダ全土のツアーを行った際の情報のスクリーンショットを証拠として投稿。
これに対しとあるファンが「本当はあなたが雪を投げたんでしょ」とコメントすると、グライムスは「おかしいことに、わたし本当にやってないんだ」と返答した。
エリザベス女王は9月8日、スコットランドのバルモラル城で死去。70年間在位し、96才であった。