人気ラッパーでデザイナーとしても活躍するカニエ・ウェストが、ファッションブランド「GAP」とのパートナーシップを2年で解消すると発表した。
9月15日、カニエ・ウェストは「実質的なコンプライアンス違反」により、「GAP」との2年間続いたとのパートナーシップを解消すると発表したとCNNが報じている。
2020年、売り上げの低迷に悩んでいた「GAP」は、ブランドの新展開に向けカニエを起用。10年間の契約を結び、5年ごとに更新する予定だと伝えられた。
その後、「Yeezy GAP」というコラボコレクションを発売し話題となったが、先月末、カニエはインスタグラムを久しぶりに更新。「GAP」がカニエ抜きでミーティングをしたこと、デザインのコピー、自身の子供たちを含めた写真撮影を勝手にナシにしたことなど、ブランドのやり方を罵倒し、暴言を吐き散らした。
カニエの弁護士であるニコラス・グラヴァンテは、「GAP」が当初予定していた「Yeezy」の店舗をオープンせず、また彼のアパレルを流通させないなどの問題でパートナーシップに違反したとして、カニエは「彼らのコラボレーションを打ち切るしかなかった」と声明の中で述べている。
「『GAP』の契約上の義務の実質的な不履行は、代償が大きい。Ye(カニエ)は今後、『Yeezy』の小売店をオープンすることで、失われた時間を取り戻すべく、速やかに前進する」と弁護士はCNNを通じてコメントしている。
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