エリザベス女王のジュエリーは、キャサリン妃のもとで生き続けているようだ。
先日、イギリス王室のウィリアム皇太子とキャサリン妃が、弔問に訪れた人々と交流するためサンドリガムにある女王の邸宅を訪れた。
このとき、キャサリン妃がエリザベス女王から受け継いだと見られるパールのイヤリングを身につけていたことから、大きな注目が集まった。
今回、キャサリン妃が身につけていたのは、「シルバー・ジュビリー・パール・イヤリング」と呼ばれるもので、ティアドロップ型のパールが吊り下がっているのが特徴だ。
王室のジュエリー関連のニュースを扱う「The Court Jeweller」のローレン・キーナによると、エリザベス女王はこのイヤリングを、1977年に行われた女王の在位25年を祝した式典「シルバー・ジュビリー」にて着用した。そして2016年、キャサリン妃が初めてオランダでの公務に1人で訪れることになった際、女王から貸し出されたのだそうだ。
Kate Middleton wears Queen Elizabeth's pearl earrings to Sandringham https://t.co/BsyTjzCWIC pic.twitter.com/iNwYS70o6d
— Page Six (@PageSix) September 15, 2022
なお、カミラ王妃やアン王女、メーガン妃ら王室の女性たちも、一連の追悼式典ではパールのジュエリーを着用している。
イギリスのジュエリー専門家スティーヴン・ストーンは「パールは、ロイヤルと長いつながりがあるのです」と語ると、アン王女も、女王の棺に寄り添っている間、1960年代に女王と王配から贈られたパールのイヤリングを身につけていたことを明かしている。
今回、アン王女が女王から受け継いだイヤリングを身につけたことは「とても心温まる選択だ」と語ったスティーヴン・ストーンは、その理由について、1992年の結婚式や、2021年に死去したフィリップ王配の葬儀などアン王女の人生でも「大きな瞬間」を共有していたためだと語っている。
エリザベス女王の葬儀は9月19日(月)、ウェストミンスター寺院で執り行われた。