ヘンリー王子とメーガン妃が、エリザベス女王の国葬前に行われるレセプションに、招待されていないことがわかった。
このレセプションは、新国王チャールズ3世とカミラ王妃が主催するもので、国葬に参列する各国のロイヤルや首脳が招かれる。当初はヘンリー王子夫妻も招待状を受け取ったと報じられていたが、実際には、現役で公務につくロイヤルメンバーしか出席が許されなかったようだ。
このように情報が錯綜(さくそう)しているのは、イギリス王室側とヘンリー王子夫妻側のコミュニケーションがうまくいっていないことが原因だと考えられる。
ヘンリー王子については女王の追悼式典で着用する服装についても、情報が二転三転している。
通常、ロイヤルメンバーはこのような場では軍服の着用が求められる。しかしヘンリー王子は2020年に軍の称号をすべて返上していることから、当初ヘンリー王子は軍服着用を認められないものと見られていた。
しかし先日、17日(土)に執り行われる女王の孫たちが集まる通夜の場でのみ、軍服着用が認められたことが明らかとなった。
ヘンリー王子夫妻をめぐっては、追悼式典におけるその一挙手一投足が注目される事態となっている。
2020年にイギリス王室から離脱しアメリカに移住した夫妻は、その後さまざまなメディアを通じて王室批判を展開してきた。そのためイギリス国内における市民からの反発が強く、一連の式典で夫妻が手をつないで歩く姿も、「プロトコルに違反している」と物議をかもしていた。
一方、女王が亡くなった2日後の9月10日(土)には、ウィリアム皇太子夫妻ともに弔問に訪れた人々の前に登場するシーンも見られたことから、確執が報じられた兄弟仲も「雪解け」が始まったのではないかと報じられている。
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