キム・カーダシアンとスコット・ディシックが詐欺をはたらいた疑惑で訴えられている。
リアリティスターのキム・カーダシアンと、タレントのスコット・ディシックが関わったとされるのは、ニセ宝くじ詐欺の一部とされる豪華賞品をインスタグラムで宣伝したというもの。
このくじに参加した人々は、ロサンゼルスへのファーストクラスチケットやビバリーヒルズでの3泊4日宿泊券、さらに10万ドル(約1432万円)などを獲得するチャンスがあると言われていたという。
原告側はこのくじに当選しなかった人々で構成されており、くじを企画したCurated Businesse社とキム、そしてスコットが不正に個人情報を集め、広告主に売却したと訴えているのだ。
原告側は企画の幹事をスコットだと見ており、彼がカーダシアン家のつながりを利用して、キムやクロエ・カーダシアン、クリス・ジェンナー、カイリー・ジェンナーといった大物セレブがインスタグラムにてフォロワーに呼びかけるよう協力させたと主張している。
なお、今回の訴訟で対象となっているのはキムとディシックのみで、原告側はそれぞれに2000万ドル(約28億6500万円)の損害賠償を求めているという。
一方、Curated Businesses社に近い情報筋はTMZの取材に対し、このくじには正当な当選者がおり、それを証明する書類も所持していると語っている。また同社のウェブサイトでも、2019年から2022年までの当選者を掲載している。
さらに「よくある質問」欄には、「どのようにして選出されるのか?」という項目もあり、ここでは「私たちは、資格のあるすべての応募者の中から無作為に抽選を行うために、第三者のサービスを利用しています」との回答が記載されている。
なおこの訴訟について、キム、スコット、Curated Businesses社はいまのところコメントを出していない。