英人気ガールズグループ「リトル・ミックス」のメンバー、ペリー・エドワーズ(25)が重度の不安障害とパニック障害を抱えていることを告白した。
ペリー・エドワーズは4月17日、インスタグラムにてメンタルヘルスについて投稿。スッピンの写真と共に、以前は「家から出られない」時期もあったことなどを語った。
「とあることについて告白したいです。気持ちを吐き出すことはとても健康的だし、みんなに正直でありたい。過去数年、私は不安障害とパニック障害を患いとても苦しみました。最初に不安症を感じたとき、頭がおかしくなるかと思い恐怖でした」
しかし本当の恐怖は、初めてパニック障害の発作を起こしたときだという。
「すごく怖くて混乱していて、自分に何が起こっているかわからなかった。最初の発作のキッカケは全くわからなかったけど、らせん状に落ちていく感じで、その後はすごく暗い場所にいた。寂しくて怖かった。周りに人はいたんだけど、自分に何が起きているかやその理由が人に説明できなかった」
発作が恐怖となり、家から出ることも怖くなってしまったというペリー。
「一歩家の外に出たらもういっぱいいっぱいで、すぐに中に入らなくちゃならなかった。病気が私の人生を支配してしまった」
自分が不安障害&パニック障害であるとわかり、セラピーに通い始めたというペリー。徐々に「コントロールできないことを受け入れることで、人生をコントロールする」という決意を持ったという。
最近では「体に現れる発作」を少しずつコントロールできているという。彼女はセラピーの他にも、愛する人々に話すこと、SNSを見る時間に制限をかけることがメンタルヘルスの回復に役立ったという。
それでもやはり苦悩は続くようで、「自分の頭と25年間付き合っているから、それ(マインド)が私と反対方向に動いてしまうと、自分が牢屋に入れられている気分になる」と告白。
しかし最後は「でも、自分はひとりじゃないっていうことがわかって、それが一番救われた。世界中に私と同じ体験をしている人がいるのよ!」「あなたも不安症で悩んでいたら、1人じゃないわ」と、前向きに締めくくった。
アメリカでは現在約4000万人(成人の18%)、子供や10代の約8%が不安障害を抱えていると言われている。しかしながらこのうちたったの36%の人々しか治療を受けていないという。今回のペリーの勇気ある告白が、一人でも多くの患者を救うことができるか。
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