イギリス王室のエリザベス女王の死去にともない、ウィリアム皇太子の長男ジョージ王子の生活はどのように変化するのか。
9月8日(木)、スコットランドのバルモラル城にて、イギリスの女王エリザベス2世が死去した。
これにより、チャールズ皇太子が新国王チャールズ3世に、ウィリアム王子は王位継承順位1位の皇太子に、そしてジョージ王子が若干9歳にして、継承順位2位となった。
未来の王に一歩近づいた形となったジョージ王子だが、その生活にはどのように影響が出るのだろうか。
王室専門家のジョナサン・セーサドッティがE! ニュースに語ったところによると、エリザベス女王が亡くなったことで、ジョージ王子の生活がただちに劇的に変化する可能性は低いという。
「彼はまだ若すぎますからね」と語ったジョナサン・セーサドッティは、「彼はこれまでにも、たびたび国民の前に現れていました。女王の在位70周年を記念した式典『プラチナ・ジュビリー』でも、両親と一緒にバルコニーに出てきていましたしね」と続けた。
その一方でジョナサンは、国民が未来の国王に親しみを持てるようにするため、今後ジョージ王子の露出が増えるようになるかもしれないと指摘。そのうえで「英国のような立憲君主制の長所は、誕生した瞬間に未来の王となるかどうかがわかることです。このことが、おどろくほどの安定性を生み出しているのですよ」と付け加えた。
9月19日(月)にウェストミンスター寺院で執り行われたエリザベス女王の国葬では、政治家や各国の要人など約2000人が集まる中、ひ孫代表として妹のシャーロット王女(7)とともに参列したジョージ王子。父親ウィリアム皇太子と並んで座る姿は、まだ9歳とは思えないような貫禄さえ感じられるものだった。
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