英エリザベス女王の国葬にデンマークのメアリー皇太子妃が誤って招待されてしまったことをうけ、英外務省がデンマーク王室に謝罪した。
英DailyMail誌によるとデンマーク王室は、マルグレーテ女王が英国王室からエリザベス女王の国葬へ招待されたため、9月13日に「女王陛下と皇太子ご夫妻はエリザベス女王2世の国葬に出席される」と、合計3人が出席すると発表をした。英国から送られた招待状には、「マルグレーテ女王と、ゲスト(同伴)である息子のフレデリク皇太子、さらに皇太子もゲストを連れてくるように」と指示が書かれていたという。
しかし9月19日、デンマーク王室は別の声明を発表。そこには「(デンマークの)女王陛下と皇太子殿下は、エリザベス女王の国葬に参加する」と書かれており、メアリー皇太子妃の名前を除外したのだ。
エリザベス女王の国葬の基本的なルールとして、招待された人物(今回はマルグレーテ女王)は一人だけゲストを連れていけ、合計2人が参加できる。今回英国王室がデンマーク王室へ送った招待状にはマルグレーテ女王、彼女の息子であるフレデリク、そしてもう一人が参加できると書いてあったのだが、これはミスであったようだ。
英外務省は先日、デンマーク大使館を経由してデンマーク王室に「深いお詫び」を送ったことを認めた。さらにこのミスは、外務省が短期間で多くの招待状を準備し、郵送せねばならなかったことから起こったものだと説明した。
エリザベス女王は9月8日、スコットランドにあるバルモラル城で亡くなり、女王の国葬は9月19日からロンドンにあるウェストミンスター寺院で行われた。
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