危険なDM流出で業界を追放された俳優のアーミー・ハマーの、元妻エリザベス・チェンバースがついにインタビューに応じ話題となっている。
『コードネーム U.N.C.L.E.』や『君の名前で僕を呼んで』などで知られる俳優のアーミー・ハマーは、2021年、複数の女性に送ったとされる、異常な性癖をつづったDMが流出。ハマーはDMの中で、「ぼくは100%人喰い人種」「きみの血を飲みたい」などとつづっており、カニバリズム（食人嗜好）ではないかという疑惑が持たれ、さらに性加害も告発され、出演が決定していた映画を次々降板、そのまま表舞台から去ることとなった。
そんな中、アーミーと10年間結婚していたエリザベス・チェンバースは、E!Newsのインタビューに応じ、事件以降、この2年近く家族にとって「地獄」であったと明かした。
【動画】Elizabeth Chambers Breaks Her Silence (Exclusive) | E! News
インタビューの中でエリザベスは「私は自分をフェミニストだと思っていて、どんな被害者であっても連帯し、癒（いや）しを得ることを願っています。私は『私の人生はすばらしい』とは言えません。長い間、私の人生は地獄でした」と、自身と家族の苦しみを明かした。
アーミーとエリザベスは2010年に結婚。その後、現在7歳のハーパーくんと、5歳のフォードくんという2人の子供を迎えたが、2020年7月に離婚を発表した。
またインタビューの中でエリザベスは、アーミーに向けられた具体的な疑惑については触れなかったが、2人の幼い子どものために、アーミーとは常に連絡を取り合っていることを明かした。
「離婚はまだ成立していないけれど、私たちの関係はすばらしいものです。私たちはいつも話しています。私たちは子供たちのために、恋愛抜きでできる限り協力することを約束しています。子供には母親が必要であり、父親も必要なのです」
またエリザベスはアーミーをサポートしてきたと明かし、「人は変わるものです」と、アーミーが改心したことをほのめかす様子も見せている。
「アーミーは自分の癒（いや）しに専念しています。私はそのプロセスをサポートするためにここにいます。それが彼を最高の父親、最高の人間にすることになります。最終的には、それが目標なのです。私たちは常にコミュニケーションを取っていて、重要なのは彼が子供たちにとって最高の父親であることなのです」
「時間は癒（いや）してくれるけど、時間だけでは癒せない。それを乗り越えていく必要があります。人間には欠陥がある。人はひどい過ちを犯すもの。人は変わるものです」と付け加えている。
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