エリザベス女王の葬儀が終わったいま、ヘンリー王子とメーガン妃は早急に帰国するものと見られている。
しかしこれは、王室との気まずい関係によるものではない。あくまでも、アメリカに残してきた2人の子供たち、長男アーチーくん(3)と長女リリベットちゃん(1)に会いたくて仕方がないからだ。
ある関係者はUs Weeklyに対し、「ヘンリー王子とメーガン妃は、葬儀が終わったあとできるだけすぐに、アーチーくんとリリベットちゃんがいるモンテシートに戻る準備をしている。もう2週間以上離ればなれだからね」と語ると、「彼らはこれまで、こんなに長く子どもたちと離れたことはないんだ」と付け加えた。
さらに、「彼らは毎日ビデオ通話をしているが、それでも子どもたちに会いたくてしかたがないんだよ。つらい数週間を過ごしたあとに、子どもたちに再び会って抱きしめるのが待ち遠しいにちがいない」と明かしている。
ヘンリー王子といえば、兄ウィリアム皇太子との深い確執も報じられている。これについて別の関係者は、「女王の葬儀は、ロイヤルメンバーたちに家族としての癒(いや)しの機会を与えてくれた」と語っており、兄弟の間には依然として緊張はあるものの、女王の死を悼む中で「2人はそういったネガティブな感情は一旦わきに置くようにした」と続けた。
2020年にヘンリー王子夫妻がイギリス王室を離脱した際、ウィリアム皇太子とヘンリー王子の間には深いミゾがあるとされている。しかし9月8日(木)にエリザベス女王が亡くなって以降、その2日後にはウィリアム皇太子とキャサリン妃、ヘンリー王子とメーガン妃の4人で弔問に訪れた人々の前に現れており、王室の和解をのぞむ人達にとっては感動的な瞬間となったようだ。
またエリザベス女王の最後の礼拝では、ウィリアム王子がヘンリー王子夫妻を手招きし、一緒に座るよううながすような仕草を見せていたことも、大きな注目を集めている。