ドナルド・トランプ米大統領が、7歳の少女にプレゼントしたクリスマスの贈り物は……? 軽率な態度が顰蹙を買っている。
これまでも数々の問題発言で紙面を飾ってきた大統領だが、今回は一際大きな物議をかもすことに。クリスマスイブ当日、トランプ大統領はメラニア夫人とともに、ホワイトハウスにて子どもたちからの電話に直接答えた。
これは公的機関である北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)が、毎年クリスマスイブにサンタクロースを追跡するという恒例行事に伴い行われたもので、子どもたちからの質問に大統領らが答えるという一大イベントだ。
ところがトランプ大統領は、コールマンちゃんという7歳の少女に対し、「メリークリスマス」と伝えた後、「きみはまだサンタを信じているの?」との質問をぶつけた。本人いわく、「7歳っていうと、ちょうどギリギリだろ?」とのこと。
Donald Trump, answering phone call from 7-year-old on Christmas Eve: "Are you still a believer in Santa? Because at seven it's marginal, right?" pic.twitter.com/VHexvFSbQ1
— The Daily Beast (@thedailybeast) December 25, 2018
Washington Postは「サンタを信じる純粋な子どもの夢を壊そうというのか?」「皮肉が過ぎやしないか?」「それともただのジョークだと?」といささか批判的にこのやり取りを伝えている。この模様が動画で公開されると、バイラル化するとともに、あちこちで議論を引き起こす事態となった。
実際に同メディアは、子どもたちがサンタクロースの存在を信じるのは、5歳がピークであるとの調査結果を紹介している。5歳のころは82パーセントの子どもたちがその存在を信じているが、7歳時には60パーセントへ低下。9歳のころには30パーセントまでに落ちる。つまり大統領の言う“ギリギリ”は、あながち的外れでもないということだ。
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