ブラッド・ピットとサンドラ・ブロックが、「幻の映画」の存在を明らかにしている。
このたび、雑誌「Vogue」イギリス版のインタビューに応じたブラッド・ピットは、『ブレット・トレイン』や『ザ・ロストシティ』で共演した女優サンドラ・ブロックと、他の映画でもタッグを組む予定だったことを明らかにした。
インタビューの中で、自身のスキンケアについてたずねられたブラッドは、普段のお肌のお手入れの様子をデモンストレーションすることに。これにインタビュアーが「QVC(テレビショッピング専門チャンネル)っぽくならないようにね」とアドバイスしたことから、ブラッドがかつて構想を練っていたある幻の映画の話題になった。
ブラッドによると、ブラッドとサンドラは何年も前からこの映画について計画をしていたが、実現には至らなかったという。
インタビューで、「じつはサンディ(サンドラ・ブロック)とぼくは、ある映画のアイデアを出し合っていたんだ」と切り出したブラッドは、この作品について「QVCでもっとも成功した夫婦をやるつもりだった。2人ともセールスパーソンとしてすごく優秀だったんだけど、離婚してしまうんだ」とその詳細を語った。
ブラッドはこの夫婦について「お互いを憎しみ合っていて、テレビショッピングの番組内でも夫婦ゲンカを持ち込んでしまうんだ」と構想を語ったが、「そこまでが、ぼくたちが出していたアイデア」と付け加えると、計画が初期段階でとん挫してしまったことを明かした。
ブラッドはそんなサンドラとの関係について、過去のインタビューで「彼女はぼくのエンジェルだ」と答えている。
「彼女にはいつだって電話できるんだ」と語ったブラッドは、「休日でもかけつけてくれる。たとえば、『休むのなんかやめて、ドレス着てこっちにきて、1000人のゲストをぼくの代わりにもてなしてよ』ってムチャブリしても、やってくれるだろうね」と仲の良さをアピールした。