「ストレンジャー・シングス 未知の世界」に登場した家が、売りに出されていることがわかった。
ネットフリックスでシーズン4まで配信されている人気SFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。1980年代のインディアナ州の小さな街ホーキンスを舞台に、10代の少年少女たちが超常現象や陰謀に立ち向かう物語だ。
今回、売りに出されたのは、ジョージア州フェイエットビルに実在する建物で、同作品の初期シーズンにてバイヤーズの家として登場した。バスルーム2つ、ベッドルーム3つを備えたこの家は現在不動産サイト「Zillow」に売値30万ドル(約4372万5000円)で掲載されているという。概要欄には、「Airbnb(民泊)や短期賃貸、個人住宅に最適です」と記されている。
The Byers house from ‘Stranger Things’ has been put up for sale at $300k, located in Georgia. pic.twitter.com/0nef4rDQMn
— Pop Base (@PopBase) September 21, 2022
平屋建てのこの家は、シーズン1の最初のエピソードで5回、エピソード4で2回、シーズン2と3でも複数回登場している。
「Zillow」のウェブサイトには、フェイエットビルの森林の中にひっそりと建つこの家の画像が複数枚掲載されているが、外観と内装だけでなく、アルファベットが書かれた壁の写真や、玄関に人のような影が見えるピンク色に染まった不気味な写真もふくまれており、独特な雰囲気をかもし出している。全体的に清潔感があるとは言えず、「フルリノベーションが必要」とのことだ。
なお「ストレンジャー・シングス」ファンの間ではある意味有名な存在となっているこの家には、毎日のように「聖地巡礼」に訪れる人がいるそうだ。「Zillow」のウェブサイトにも、「所有者は、人々が不法侵入しないよう、私道にバリケードを設置したり、私有地の看板を立てたりしなければならなかった」と記されたうえで、「デモゴルゴンにもエサをやらないで!」とジョークも付け加えられている。
次のシーズン5でついに完結する「ストレンジャー・シングス」。この家に住めば、永遠にその世界観にひたることができるだろう。