イギリス王室のヘンリー王子は、祖母エリザベス女王の死をネットの報道で初めて知ったと、複数の王室関係者がPage Sixに明かしている。
9月8日(木)、約70年にわたりイギリスおよび連邦国を統治してきたエリザベス女王二世が、スコットランドのバルモラル城で死去した。享年96歳であった。その日ヘンリー王子はイギリスにいたが、女王の死に目に間に合わなかったと伝えられている。
バッキンガム宮殿のある関係者はPage Sixの取材に対し、ヘンリー王子は9月8日の午前中に、父である新国王チャールズ3世からスコットランドに呼び出されたと明かした。
しかし、別の宮殿関係者は、王室関係者や廷臣の誰からも実際にヘンリー王子に女王の死を伝える電話はなかったという。最新の情報では、ヘンリー王子がアバディーン空港に降り立つ数分前の現地時間午後6時30分に死亡が発表され、ヘンリー王子はその時初めて女王の死を報道によって知ったと伝えられている。
ある関係者は、ヘンリー王子がスコットランドへ向かうフライトで連絡が取れなかったと明かしているが、ヘンリー王子と王室の確執が影響している可能性もあるかもしれない。
ヘンリー王子とメーガン妃夫妻の友人で、女王の葬儀を取材するためにロンドンにいたゲイル・キングは今週、「CBSモーニング」で、「両者とも正そうとする努力はしてきたつもりです」と、ヘンリー王子夫妻と王室の関係についてコメント。
またゲイル・キングは、これらの「努力」があったにもかかわらず、本当の和解はなかったと付け加え、「大家族には常にドラマと混乱があります。この先、両者がより親密になるのか、それとも離れていくのか、それはまだわかりません。それについて私は何の情報も持っていませんが、これだけは言えます。ヘンリー王子が家族と一緒にいるのを見るのはステキなことです」とコメントしている。