ネットフリックスの人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にてルーカス役を演じるケイレブ・マクラフリン(20)が、ドラマのファンから受けた心無い人種差別的行為を告白した。
ケイレブ・マクラフリンは9月25日、ドイツのブリュッセルで開催されたコミコン「Heroes Comic Con in Brussels」に登場。そこでケイレブは、初めてコミコンに登壇した時のことをふりかえり「僕が黒人だからって、僕の列に並ばない人もいたよ。僕は若かったから、かなり傷ついた」と、過去に人種差別を受けたと告白。
また彼は「僕(ルーカス)がイレブン(ミリー・ボビー・ブラウン演)にいじわるだから、列に並ばないって人もいたね」と明かした。
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SNSで受けるサポートも少ないとうったえたケイレブ。彼は「僕はなんで一番人気のないキャラなんだろう?なぜ、キャストの中で一番フォロワーが少ないんだろう。みんなと同じドラマに、シーズン1から出てるのに」と、SNS上での人気の差について疑問をなげかけた。
ケイレブのインスタグラムのフォロワーは現時点で1540万人。それに比べ、イレブン役のミリー・ボビー・ブラウンは5850万人、ウィル役のノア・シュナップは2760万人、マイク役のウィン・ウルフハードは2630万人のフォロワーがいる。ダスティン役のゲイテン・マタラッツォのフォロワー数は少しさがり1870万人だが、それでもケイレブよりは300万人も多い。
両親から手厚いサポートを受けているとも明かしたケイレブ。「親は『悲しい真実だけど、あなたは番組のなかの“あの黒人の子”なの』って言われて。なんてクレイジーなんだ、っておどろいたよ」と話した。
人種差別をうけながらも、前向きさを忘れないというケイレブ。「この美しいチョコレート色の肌に生まれたからみんなに愛されていないわけだ。でもだからこそ、ポジティブさと愛を振りまきたい。僕は自分が受けた憎悪を、誰にも与え返したくないんだ」と話した。