全米で大人気の音楽オーディション番組「ザ・ヴォイス」(2011-)の新コーチを務める歌手のカミラ・カベロが、番組出演中、気まずい場面に出くわした。
「ザ・ヴォイス」は、出場者の歌声だけで審査するブラインド・オーディションからスタートする。そのため審査員たちは、最初は出場者に背を向き、彼らの声が気に入ったら、イスを回転させるのだ。
9月27日に放送されたブラインド・オーディションにて、出場者のタナー・ハウがステージにあがり、歌手ショーン・メンデスのヒット曲「Mercy」を歌おうとすると、カミラはすぐさまその曲が元恋人ショーンの楽曲であることに気がついた。
.@thowemusic = day maker #thevoice pic.twitter.com/ooLGkPyxlR
— The Voice (@NBCTheVoice) September 28, 2022
すると、カミラはこの状況に困惑。演奏中にもかかわらず「あそこにいるのはショーンなの?」と、グウェン・ステファニーら同じコーチ陣に質問。「私はステージ上にショーンがいるの?と思った」ともつぶやいたのであった。
結局、イスを回転させたのはカミラ以外の3名。その理由についてカミラは「私はこの部屋にいる誰よりも彼のことを知っている」「イスを回転しなかった理由はたぶんあなたが少し彼に似ていると思ったからかも?」と率直な本音を吐露。どうやら、カミラが審査するには生々しすぎたようだ。
もし、カミラ含む全員に正当に評価してもらいたい場合は曲選びも重要な項目になってくるのかもしれない。
tvgrooveをフォロー!