ライアン・レイノルズ主演の新作映画『デッドプール3』で、ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン役を再演することが明らかになった。
日本時間9月28日、ライアン・レイノルズはSNSに動画を投稿。キャプションには「これを黙っているのは大変だった」と添えてある。
動画の中でライアンは「やあ、みんな、『D23』(ディズニー最大級のファンイベント)に参加できなかったのは非常に残念だけど、『デッドプール』の次回作のためにかなり長い間、一生懸命取り組んできたんだ」と、家のソファーに座りながら、カメラに語り始めた。
Hard keeping my mouth sewn shut about this one. ⚔️ pic.twitter.com/OdV7JmAkEu
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) September 27, 2022
「この作品では、本当に自分の魂を探さなければならなかった。MCUでの彼の最初の登場は、明らかに特別な感じが必要だから」「キャラクターを忠実に再現し、新たな深みとモチベーションを見出す必要がある。それは僕が心の奥底に到達することを余儀なくされた信じられないほどの挑戦だった」とドラマチックに語るライアン。
追求し続けたライアンだったが「でも僕の奥底には何もなかった。頭の中は空っぽだったんだ」というオチに。しかし話はここでは終わらない。「でも僕たちには一つのアイディアがあった。おいヒュー、もう一回ウルヴァリンをやらない?」と、後ろを通りかかったヒュー・ジャックマンに尋ねたライアン。この質問に、ヒューはかなりカジュアルに「ああ、もちろん」と二つ返事でOKした。
これにはライアンもニヤリとほほえみ、ラストにホイットニー・ヒューストンの名曲「I Will Always Love You」が流れ、字幕では「I Will Always Love You」の「You」がヒューの「Hugh」に変えられ、「Coming Soon」の文字も「Coming Hughn」と、ヒューをフィーチャーしたものとなっている。
ヒューは2000年の『X-メン』でウルヴァリンを演じ、その後2003年の『X2』、2006年の『X-MEN:ファイナル ディシジョン』、2009年の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、2013年の『ウルヴァリン』、2014年の『X-MEN:フューチャー&パスト』、2016年の『X-MEN:アポカリプス』、2017年の『LOGAN/ローガン』で再び同役を演じている。
『LOGAN/ローガン』公開後、ヒューは同役からの卒業宣言をしていたことから、ファンたちはもうヒューのウルヴァリンは見られないと思っていただけに、今回の発表はうれしすぎるサプライズとなった。
『デッドプール3』は2024年9月6日に公開される。