ヒュー・グラント(58)が英国首相を演じた「ラブ・アクチュアリー」(2003)は、いまだに人気の高いクリスマス映画だ。しかし本人は、「なんでそんなに人気なの?」とつれない反応だ。
「ラブ・アクチュアリー」は、クリスマスへいたるまでの5週間に、複数の登場人物たちの間で育まれる“愛”を描いたロマンチック映画だ。本作でヒュー・グラントは、若くして首相へ就任したデイヴィッドを好演。公邸スタッフにひとめぼれするも、なかなか一歩を踏み出せない奥手な政治家に扮している。
MSNで本作について言及したグラントは、「首相公邸のそこらじゅうでぼくが踊りまくるシーンは、まるでホラー」とコメント。なお、本人いわくこれが「忘れられないシーン」で、長く華やかなキャリアを通じて「もっとも耐え難いシーン」であると称している。「40代のイギリス人男性が、極寒の朝の7時に演じるのに、簡単な場面であるわけがない」
なお、ヒュー・グラントはそもそも、「ラブ・アクチュアリー」が、「なぜいまだに高い人気を維持しているのか、さっぱりわからない」とも述べている。
相手役ナタリーを演じたマルティン・マカッチョンは、ふたりのその後を描く続編に、高い意欲を示している。「女優としては願ってもない、あの素晴らしいキャストとまた共演できるなんて」「リチャード・カーティス監督の夢でもある」と述べているが、ヒュー・グラントの場合は、同じ気持ちではなさそうだ。
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