ディズニー・アニメーションや映画、テーマパークの音楽を、スクリーンに映し出される映像とともに、贅沢なオーケストラと歌のパフォーマンスでお贈りする、「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2022」が、ついに開幕した。
「ディズニー・オン・クラシック」は、ディズニーの名曲の数々を、オーケストラとヴォーカリストの生演奏でお贈りする大人のための音楽会だ。
記念すべき20周年を迎える今年は、公演日によって異なる2つの特別プログラム。A公演では『塔の上のラプンツェル』、 B公演では『ノートルダムの鐘』を全編フィーチャーしている。
【動画】ディズニー・オン・クラシック 〜 まほうの夜の音楽会 2022/公演紹介映像
第一部は、東京ディズニーランド®の「ディズニー・ファンティリュージョン!」より“フェアリー・ガーデン」”で幕を開けると、2曲目からは20周年をお祝いするセレブレーション・ルーレット。なんと演奏する曲は当日のお楽しみで、ディズニーアニメーションや実写映画から思い出が蘇る3曲からのセレクト「プロデューサーズ・チョイス」と、ゲストからのリクエストが多かった、パークからの楽曲4曲からセレクトする「パーク・セレクション」。指揮者のリチャード・カーシーがストップボタンを押し、ルーレットが止まるシステムとなっており、観客はワクワク、オーケストラはドキドキの瞬間となっている。
さらに、ここからはアニメーション映画、パーク楽曲から、リクエストが多かった3曲として東京ディズニーシー® のシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジより「コンパス・オブ・ユア・ハート」、『リトル・マーメイド』より「パート・オブ・ユア・ワールド」、実写版『アラジン』より「スピーチレス~心の声」を披露。パワフルな楽曲から、繊細で美しい楽曲までオーケストラとヴォーカリストの生演奏は圧巻だ。
そして第一部のラストには『メリー・ポピンズ』の名曲を紡ぐ組曲を披露。「お砂糖ひとすじで」「チム・チム・チェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」といった『メリー・ポピンズ』の魅力がたっぷりとつまった組曲を観客も一緒になって楽しむことができる。
第二部は、公演日によって異なる演目で、A公演では『塔の上のラプンツェル』、 B公演では『ノートルダムの鐘』となっている。
『塔の上のラプンツェル』では、「輝く未来」や「自由への扉」、「誰にでも夢はある」をはじめ、物語を彩る名曲の数々をヴォーカリスト渾身の歌声でパフォーマンス。
今回、tvgrooveは『塔の上のラプンツェル』の回を鑑賞させていただいた。
『塔の上のラプンツェル』の場面写真がステージ上のスクリーンに次々と映し出され、それにシンクロするかのようにオーケストラが演奏し、ヴォーカリストたちがセリフと歌を披露する。
ケガや病気を癒す魔法の力を授かるも、18年間塔の中に閉じ込められいたラプンツェル。外の世界への憧れ、自身の誕生日の夜に空に放たれるランタンをいつか間近で見たいと願うラプンツェルが、盗人のフリンと出会ったことで、ついに塔の外に飛び出すことに。
ラプンツェル役にケイリー・ルビナッチオ、フリン・ライダー役にアルマンド・ロンコーニ、そしてヴィランであるマザーゴーテル役はトリシア・タンガイが務め、世界の一流ヴォーカリストの3人が圧倒的な歌唱力で歌い、世界観を表現する姿はまさに圧巻だ。
『塔の上のラプンツェル』の物語を振り返りながら、ついに名シーンである、ラプンツェルとフリンが無数のランタンに囲まれる幻想的でロマンチックなシーンに。「輝く未来」をオーケストラが演奏し、ヴォーカリストたちが歌い上げる。映像美と生演奏が一体となり、最高の感動体験を味わうことができる。
B公演の『ノートルダムの鐘』では、「僕の願い」や「ゴッド・ヘルプ」、「罪の炎」など、⼼に深く響く美しいメロディからダークなハーモニーまで丸ごとお届けする。
このディズニーの2つの名作をそれぞれ生演奏、スクリーンの映像、美しい照明演出とともに楽しむという、「まほうの夜」をぜひ体験してみてはいかがだろうか。
「ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会 2022」、記念すべき20回目の今年は、9月10日(土)J:COM ホール八王子を皮切りに、12月25日(日)アクトシティ浜松大ホールまで、全国37都市54公演の開催を予定している。
リンク
ディズニー・オン・クラシック オフィシャルサイト→ https://www.disney.co.jp/eventlive/onclassic.html
ディズニー・オン・クラシック オフィシャルTwitter→https://twitter.com/onClassicDisney