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子供向け番組「バーニー&フレンズ」の舞台裏に迫ったドキュメンタリーが公開へ!番組に寄せられたバッシングと闇を掘り下げた内容に その予告編が公開

ドキュメンタリー「I Love You, You Hate Me」 NEWS
ドキュメンタリー「I Love You, You Hate Me」

子供向けの人気番組「バーニー&フレンズ」の舞台裏にせまるドキュメンタリーの予告編が公開された。

「バーニー&フレンズ」は、1992年にアメリカで放送された子供向け番組。主人公、紫色のティラノサウルス「バーニー」が、歌や踊りを通して子供たちと交流する内容だったが、放送直後から「教育的要素が欠落している」として大きな批判を浴びていた。

このたび放送されるのは、2部で構成されるドキュメンタリー「I Love You, You Hate Me」で、「バーニー&フレンズ」製作の舞台裏や、番組によせられた批判について掘り下げられる。

【動画】I Love You, You Hate Me | Official Trailer | Peacock Original

放送する米ピーコックチャンネルは、ドキュメンタリー「I Love You, You Hate Me」について、「ティラノサウルスのバーニーに寄せられた批判の盛衰、そしてそれが表す人間と憎悪の関係性。バーニーへのバッシングから社交パーティー、殺りくを楽しむテレビゲームにいたるまで、アメリカの社会は何百万ピースにまでバラバラになってしまった。いや、そもそもこれが我々の本来の姿なのだろうか」とつづっている。

予告編ではテレビ司会者のアル・ローカーが、「(制作者の)シェリル・リーチが愛したあのキャラクターは、ものすごく高いレベルにいたんだ」と口にし、「人々はそれが受け入れられなかった。ただの番組だということがね。だから、バッシングが始まった」と付け加えている。

なお、当時視聴者によるバッシングは、バーニーに関するグッズが破壊されるものから、根も葉もないウワサをながされるというものまで多岐にわたった。このウワサには、「バーニーの着ぐるみをきている俳優が、しっぽの中にドラッグを隠し持っている」というものまで含まれていた。

また実際にバーニーを演じていたボブ・ウェストは、当時自身と家族に対する殺害予告を受けたと告白している。

「彼らは暴力的で露骨だった。ぼくと家族をバラバラにして殺すってね」と振り返ったボブ・ウェストは、「彼らはぼくを探しにきて、殺すつもりだったんだ」と語っている。

「I Love You, You Hate Me」は10月12日に米ピーコックチャンネルで放送される。

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