BTSの所属事務所が、インターネット上の「荒らし行為」に対して行動を起こしている。
人気K-POPボーイズグループ「BTS」が所属するレーベルBig Hit Musicはこのたび、韓国のファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」上で声明を発表した。
BTSに対するインターネット上の「荒らし行為」に法的措置を取るとしたうえで、BTSのファンを指す「ARMY（アーミー）」にも協力を呼びかけている。
声明の中でBig Hit Musicは、「韓国内外のプラットフォームで、アーティストに関する虚偽の情報を含む複数の中傷的な投稿を発見しました」とし、「我々は現在、悪意ある投稿について365日間監視し証拠を集め、訴状に記載するという法的なプロセスにのっとって手続きを進めています」と、荒らし行為をした者に対して厳格な対応を取ることを明らかにした。
そのうえで、「ファンの皆さまの積極的なご報告は、我々が悪質な投稿を監視していくうえで大きな助けとなっているのです」とファンに対しても、悪質な投稿を通報するよう求めている。
一方、この声明では「悪質な投稿」が具体的にどのようなものを指すのか明示していない。しかしBig Hit Musicは「特定の投稿者が、複数のプラットフォームで同じ内容の悪意あるウワサを拡散していることが判明しており、刑事告訴の手続きを進めています」と説明している。
またBig Hit Musicは、BTSについて拡散されているメッセージの中に、中傷的なもの、損害を与えるもの、もしくは「悪意ある活動」とみなされるものがないか、つねに目を光らせていることを付け加えている。さらに法的措置に至った投稿者に対しては、「和解はしないし、甘く受け止めることもしない」という方針であると強調している。
