実業家であり、電気自動車企業テスラの共同創設者などをつとめるイーロン・マスクの父、エロール・マスクが、過去に武装した侵入者らと銃撃戦になり、そのうち3人を殺したと告白した。
エロール・マスクは今回、The Sun紙のインタビューに登場。そこで彼は、1998年に南アフリカのヨハネスブルグで、自身が所有する賃貸物件を訪れていた時に暴徒が家に押し入り発砲したという恐ろしい事件を振り返った。
当時まだ6歳であった娘のアリと一緒だったというエロール。侵入者が入り込み危険を察知した彼はすぐに銃を手に取った。
エロールは「私は最初の一人に発砲して、頭を打ちぬいた。あとで警察が見たら、その男の頭のてっぺんがなくなっていたそうだ。私はホローポイント弾( 先端に8つの切込が深く入った弾丸で、対象に命中すると同時に先端が炸裂して8つの刃上の破片とコアが対象にダメージを与える構造の弾丸)を使っていたから、弾がくだけて、その破片が後ろの男の胸に当たった。やつらは私が一発目を撃った瞬間に逃げ出したよ」と、当時の生々しい状況を話した。
また「いい場所にドアがあったおかげで、命が救われた。そうじゃなければ(相手の撃った)弾が私に命中していただろう」と、危機一髪で生き延びたことも明かした。
映画さながらの攻防戦を繰り広げたエロールに対しインタビュアーが「その事件の時、クリント・イーストウッドになったような気分になりましたか?」と聞くと「ああそうだね、そうとも言える。そうだな」と語ったのであった。
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