人気ラッパーのカニエ・ウェストは、イージーのファッションショーで「ホワイト・ライブズ・マター」と書かれたシャツを着用した後、ブラック・ライブズ・マター運動を「詐欺」だと呼んだ。
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ブラック・ライブズ・マター運動(Black Lives Matter)とは2020年、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人警官に7分以上も首を圧迫され、そのまま亡くなってしまった事件発生から、アメリカだけでなく世界中に広がった抗議運動。ジャスティン・ビーバーやセレーナ・ゴメス、ドウェイン・ジョンソンなど様々な海外セレブたちもこの事件や抗議デモのことについて、強いメッセージを発信していた。
ファッションショーが行われた先日、カニエはSNSにて「ブラック・ライブズ・マターが詐欺であったことは誰もが知っていることであり、もう終わったこと」と発言した。
またカニエのショーに参加したモデルの中には、背中に「White Lives Matter」と刺繍された同じシャツを着ていた人もいて、ファンやセレブリティがソーシャルメディアで反応することになった。ショーに出席していたジェイデン・スミスは、このメッセージを見て早々に退席したという。
ネット上では「”WHITE LIVES MATTER “のTシャツをパリのランウェイに送るなんて、文字通りの狂気だし、いくらゴスペルでもあの人が天国の門をくぐることはできない、本当に残念だ」など、批判の声が上がっている。
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