イギリス人モデルで女優のカーラ・デルヴィーニュの、最近の奇行の原因は自身の生い立ちや母親が影響しているのではないかと言われている。Page Sixが伝えている。
今年8月、「ビルボード・ミュージック・アワード」のレッドカーペットでメーガン・ジー・スタリオンに謎の行動を執拗にしたカーラ・デルヴィーニュ。さらに9月初め、カーラがロサンゼルスの空港でパパラッチに撮られた際、何度もスマホを落としたり、動揺しているような姿を見せたりしていたことで、ファンから心配の声があがっていた。またカーラは、屋外でも靴も着用していなかった。
またその後、カーラの自宅から出てきた友人で女優のマーゴット・ロビーが、動揺し涙する様子を見せていたことから、カーラに何か起きているのではないかとウワサされている。
一部の関係者は「The Post」に対し、ドラッグの影響があるのではないかと指摘。「医師の友人が、介入することを計画していると言っていました。カーラの母親が何年もドラッグを乱用していたことは誰もが知っています。彼女の母親は生きているだけで幸運です。カーラは薬物に囲まれて過ごしました。彼女はとても問題のある家庭の出身なんです」とコメントしたという。
つまりここ最近のカーラの行動は、子供時代に双極性障害と診断され、薬物乱用に苦しんだ元ヘロイン中毒者の母パンドラ・デルヴィーニュの存在が影響しているというのだ。
さらに、今年の夏に開催された大規模イベント「バーニングマン」で、ドラッグに囲まれていたことや、また今年の暑さとホコリの影響がひどく、大変な思いをした人も多かったことから、「バーニングマン」の関係者は「精神的な問題を抱えた人が今年行くには良い場所ではなかったでしょう」ともコメントしている。
ケイト・モスやナオミ・キャンベルのような労働者階級の家庭で育った他のイギリス人スーパーモデルとは異なり、カーラは裕福なロンドン貴族社会の頂点に立つ一族の出身でありながら、風変わりな人物が多く存在する家系であることで知られている。
カーラは過去に、ストレスの多かった子供時代や、寄宿学校時代の不安やうつ病についても明かしている。2017年に「The Edit」のインタビューの中でカーラは「ティーンエイジャーはとても残酷な存在。私は発育がとても遅かった。すごく遅くまでおっぱいが膨らまなかったし、生理も始まらなかった。そして、不感症と呼ばれたり、胸が平らだったりすることで私は疎外感と孤独を感じていたの。私はどうしたんだろう?私はいつも人に愛されたいと思っていたから、人に怒ることはなく、自分自身に怒りを向けていたの」と、その苦しみを明かしていた。
最近のカーラの奇行はやはり過去のトラウマやドラッグが影響しているのだろうか。