英ヘンリー王子の妻で元女優のメーガン妃(メーガン・マークル)が、自身のポッドキャスト番組「Archetypes」の配信を再開。この最新話で彼女が発信したメッセージが意味深だと注目を集めている。
メーガン妃は以前より、ポッドキャスト番組「Archetypes」をSpotifyにて配信していた。しかし今年9月8日に英エリザベス女王が死去し、喪に服す期間中は同番組の配信を中止していた。
そんな中彼女は10月4日、最新話を配信。ジャーナリストのリサ・リンとコメディアンのマーガレット・チョーと対談した。
アジア系のリサとマーガレットとの対談の中で、話は「ドラゴン・レディ」の先入観にいたった。ドラゴン・レディとは、南アジアおよび東アジア人に対するステレオタイプであり、強く傲慢(ごうまん)、神秘的な女性のイメージだ。
このステレオタイプについて議論をしている途中、メーガン妃は「小さなところから聞こえる大きな声は無視するべき」と語った。
さらにメーガン妃はリスナーに「最高の自分、本当の自分」になるように呼びかけ、「周りから変に見えたり、ばかばかしかったり獰猛(どうもう)だったり、好奇心旺盛だったり。ある日は自分自身を疑ったり、自信がなかったり。別の日は勇敢(ゆうかん)だったり、強かったり。どんな自分になるかは、すべてあなた次第です」と語った。
さらに「社会的な枠組みや型にはまらず、あなたは自分自身であるべきです」と話した。
この発言を聞いたリスナーの一部は、メーガン妃がロイヤルファミリーや宮殿関係者に対し、暗に非難しているのではととらえているようだ。
メーガン妃は今年8月、この番組で王室離脱について「イギリスを離れることができてよかった。私たちは“存在するだけ”でヒエラルキーの原理を揺るがしている」と語っていた。
ここ最近、ロイヤルファミリーに関する暴露本の中で「スタッフに対する態度がひどかった」と証言されたり、「女王が亡くなったバルモラル城に来なかったため、ロイヤルファミリーに拒まれている」などといったウワサが尽きないメーガン妃。彼女自身の発信するメッセージは、世間にどのようにとらえられるのだろうか。