先週、孫4人の「王子」「王女」の称号をはく奪することを発表し世間から注目を集めたデンマーク王室。デンマークのマルグレーテ女王は、将来を見据えての決断だとコメントしたが、実は本当の理由は違うのかもしれない。
デンマーク王室は9月28日、マルグレーテ女王が4人の孫から王子、王女の称号をはく奪すると発表。その4人の孫とは、女王の次男で王位継承順位6位のヨアキム王子の4人の子ども。称号をはく奪されたのはニコライ王子(23)、フェリックス王子(20)、ヘンリック王子(13)、アテナ王女(10)だ。マルグレーテ女王の長男で跡継ぎであるフレデリック皇太子との間に生まれた4人の孫は、それぞれの称号を維持する。
この理由として、女王は将来的に王族が担う役割は少なくなっていくこと、王族を“スリム化”するのは維持するために必要なことだという考えを示していた。
しかし今回、スペインのメディアVanitatis Elconfidencialは、なんとヨアキム王子が兄フレデリック皇太子の妻、メアリー皇太子妃を「深く愛している」ため、王室内に亀裂が生まれたのだと報じた。
同紙によると、デンマークのメディアは2004年のフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃の結婚直後から、ヨアキム王子が「義姉(メアリー皇太子妃)に恋をしているのでは」と推測し始めたのだとか。
またスウェーデンの週刊誌Svensk Damtidningには、ヨアキム王子が過去に王立衛兵連帯の祝賀パーティーで、酔ってメアリー皇太子妃にキスしようとしているように見える写真まで掲載された。
その後ヨアキム王子は2007年に現在の妻でフランス人のマリー王女と婚約を発表したのだが、マリー王女はメアリー皇太子妃と同じ名前(“メアリー”はフランス語で“マリー”)で、見た目もそっくりであるため、ヨアキム王子がメアリー皇太子妃に恋をしているといったウワサに油が注がれたのだ。
メアリー皇太子妃とマリー王女
Bruh Mary and Marie of Denmark look the same and their name is the same 😭 pic.twitter.com/YISbB32q4D
— missing efley (@heartofdizi) October 3, 2022
ヨアキム王子がメアリー皇太子妃に夢中になっているというウワサがあまりに強かったため、マルグレーテ女王は「一緒に予定外の外出をするな」や「メアリーとマリーの間に確執がないことを示していきなさい」などと命令をだしたという。
兄の妻に恋をしていると長年ウワサされているヨアキム王子。今後も注目が集まりそうだ。