人気歌手テイラー・スウィフトがもうすぐリリースする新アルバム「ミッドナイツ(midnights)」に収録されるある曲のタイトルに、ファンたちの注目が集まっている。
10月21日に通算10作目となる新アルバム「ミッドナイツ」をリリースするテイラー・スウィフト。現在テイラーは、TikTok上で「Midnight Mayhem With Me」というタイトルで一日一曲アルバムの収録曲のタイトルを発表している。
10月6日、この日テイラーは、アルバムに収録される曲の1つが 「カルマ(Karma)」というタイトルになることを明らかにした。
@taylorswift Episode 8… been excited to announce this one 😆🌌 #TSmidnighTS #SwiftTok #MidnightsMayhemWithMe ♬ Midnights Mayhem episode 8 – Taylor Swift
カルマ(業)は、人の行為は必ずなんらかの結果を招き、結果によってはそれが次なる行為へと影響していくと考えられている仏教の教えだ。
テイラーの一部のファンたちはこの曲のタイトルは、テイラーの宿敵で人気ラッパーのカニエ・ウェストのことではないかと考えているようだ。
テイラーは、2009年の「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」の受賞スピーチでカニエ・ウェストに邪魔されて以来、カニエとの確執が続いており、それが長年にわたって彼らの音楽にも影響を及ぼしてきている。
カニエは現在、パリのファッションショーで「White Lives Matter(白人の命は重要)」と書かれたTシャツを着用し、各方面からバッシングを受け炎上している。
テイラーが「カルマ」のタイトルを発表したタイミングから、この曲はカニエと関係があるのではないかとファンは考えているようだ。
また「カルマ」のタイトルが発表された日のちょうど6年前の2016年10月6日、テイラーに関する歌詞が含まれたカニエの曲「フェイマス」のオリジナルデモが流出した。
また「カルマ」は同アルバムの11曲目に収録されており、テイラーのアルバム「スピーク・ナウ」のトラック11は、2009年の事件を受けカニエを許したことを歌った曲「イノセント」であることから、これらの関連性にもファンは注目している。
ネットユーザーたちは「『カルマ』はまちがいなくカニエのことで、それがトラック11であることは偶然ではない。『イノセント』もトラック11だし」「『イノセント』も『カルマ』もトラック11…絶対に偶然じゃない」と指摘している。
この説が本当かどうかは、今後のお楽しみ。