何かとトラブルが目立つカニエ・ウェストが、パリのファッションウィーク中に超話題となったベラ・ハディッドのスプレーオン・ドレスの写真をインスタグラムに投稿した。
カニエといえば、イージーのファッションショーで「ホワイト・ライブズ・マター」と書かれたシャツを着用。さらにSNSにて「ブラック・ライブズ・マターが詐欺であったことは誰もが知っていることであり、もう終わったこと」と発言した。ショーに出席していたジェイデン・スミスは、このメッセージを見て早々に退席したという。またネット上だけでなく著名人などからも批判の声が殺到した。
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しかし、カニエはこの批判にはまったく怯まずに、ベラ・ハディッドのスプレーオン・ドレスの写真に「ホワイト・ライブズ・マター」の文字をフォトショップで加工したのだ。現在は、そのインスタグラムの投稿は削除されている。
Kanye West Photoshops ‘White Lives Matter’ on Bella Hadid’s Dress https://t.co/S5yQrgVk6L
— PKBNEWS (@PKBNEWS_US) October 6, 2022
ベラ・ハディッドは、ファッション・ウィークにCoperni(コペルニ)のモデルとして登場。そこで彼女はなんと、ヌードカラーのパンツにヒールを履き、それ以外は何も着ずに登場。ステージにあがったベラはポーズを取ると、白いスプレーを持った技術者たちが、彼女の体にスプレーでドレスを描き、最後には美しい1着が完成。最後にはなんと肩のストラップ部分が動き、スカートも切り目を入れてひらひらとなる。ただのペインティングではなく、実際に観客の目の前でドレスが出来上がったことで拍手が巻き起こった。
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ちなみに、ベラの姉のジジは、カニエがスタイリスト兼ファッションジャーナリストのガブリエラ・カレファ=ジョンソンからの批判に反論した一連のできごとを受け「あなたは彼女の知性の何パーセントか持っていたらよかったわね。あなたは何もわかってない(笑)。もし、あなたのたわごとに意味があるのなら、彼女はあなたを救うことができる唯一の人かもしれないね。あなたのショーに招待される『名誉』で誰かが意見を言うのを止めるべきとでも?あなたはいじめっ子でふざけてる」と、大バッシングしていた。