ツイッターが、カニエ・ウェストに警告している。
ラッパーのカニエ・ウェストといえば、10月8日(土)早朝、インスタグラムから規制を受け、一部の投稿内容が「プラットフォームのポリシーに違反している」として削除を余儀なくされていた。
カニエはその数日前から、今月初めに開催されたパリのファッションウィークにて自身が着用していた「White Lives Matter(白人の命も大切)」Tシャツをめぐり、批判してきたモデルのジジ・ハディッドや歌手のジャスティン・ビーバー、ラッパーのディディーらを攻撃するような投稿をしていたことから、規制対象となった。
これを受け、カニエはその舞台をツイッターへと移した。しかし同日夜、ツイッターも、カニエのユダヤの人々に対するツイートの内容が「ポリシーに違反している」として削除した。
8日(土)の夜、カニエは「今夜はちょっと眠い。でも目が覚めたら、ユダヤ系の人たちに『デス・コン3』を発しないとな」と、米軍の警戒態勢強化を意味する単語をもちいたツイートを投稿。さらに「なにがおもしろいって、オレは反ユダヤ主義にはなれない。なぜなら、黒人は基本的にユダヤだからな。みんなオレのことをおもちゃみたいに扱って、自分の意見に反対する者はのけ者にしようとしているんだろ」と続けた。
それから1時間も経たないうちに、ツイッター側はこのツイートを削除。代わりに「このツイートは、ツイッターのルールに違反しています」との警告文が出されていた。一方、ツイッター側は具体的にどの部分が、「違反」の対象になっていたのかについては明確にしていない。
現時点で、カニエはツイッターのこの対応についてコメントしていない。
tvgrooveをフォロー!